日向坂46メンバーも『フォートナイト』の熱戦に興奮 高校生eスポーツ大会『STAGE:0』レポート


 大会終了後、日向坂46から囲み取材に登場したのは、佐々木、松田、丹生の3名。大会応援マネージャーを通して丹生は、「戦っている選手にたくさんエールを届けたいなと思っております。同年代の方が青春をかけて熱く戦っている姿を観る機会はなかなかないので感謝で一杯です」とコメント。これまでゲームをあまりプレイしていなかった松田は、「予選大会も観てさらにゲーム自体に興味を持ちましたし、高校生のみなさんがプロみたいに熱い戦いを繰り広げていて、頑張ってほしいなという気持ちも強くなりました」と話す。

 大会の実況席に座った渡邉は、日向坂46の中でも凄腕のゲーマーで、最後まで生き残り優勝する「ビクトリーロイヤル」を達成したこともあるメンバー。渡邉の姉も実力者らしく「美穂とお姉ちゃんと一緒にやったことがあるんですけど、誘導とかしてくれて、たくさん勉強になりました」と丹生が明かす。さらに兄も参加するほど、家族ぐるみの関係性になっているようで、「『フォートナイト』一家みたいな感じで」と松田が笑顔で答えていた。


 「日向坂46、100時間ゲームやり込みます!」企画で、メンバーらは合計100時間のゲームプレイを目指していた。しかし、大会中に渡邉は、すでに一人で80時間『フォートナイト』をプレイしていることを明かし、会場を驚かせていた。3人はどのくらい『フォートナイト』をやっているのか質問が飛ぶと、丹生は75時間、松田と佐々木はそれぞれ20時間だという。ニンテンドースイッチを持ち歩くほどにハマってしまった丹生は「最初は本当に難しくて。建築もできないしって感じだったんですけど、やっていくうちにできるようになっていきました。ルールを覚えると、みなさんが戦っていることも段々と分かってくるようになるので、自分が分かって楽しいし、応援することも楽しいしで、どっちもハッピーな気持ちになれて、とにかくゲームが大好きになりました」とハッピーオーラ全開で『フォートナイト』の魅力を力説する。


 松田は14日に同会場で決勝大会が開かれた『クラッシュ・ロワイヤル』にハマっているようで、一人で70時間はプレイしたとのこと。「正直、ゲームには馴染みがなかったんですけど、これをきっかけに大好きになりました。私もこういった機会に感謝していますし、丹生が言っていたように自分も楽しいし応援していても楽しいし両方が幸せだなと思って。今日のことも楽しみにしていました」とすっかりゲームに魅了された様子だ。


 佐々木は応援マネージャーをきっかけに、日向坂46内にゲーマーが増えたと話し、騒がしい楽屋が『フォートナイト』の戦場みたいだと例える。『フォートナイト』実況プレイで、いまだゲーム本体を接続できていないと明かしていた加藤史帆のその後を聞かれると、「繋げられたと思います。話は聞かないですけど……」と怪しい様子。特に2期生の間でゲームは盛んらしく、「お家に帰ってみんなで電話繋げながらスクワットやったり、『明日早いしお風呂入らないと』って言いながら、『これ最後にしよう』って言って、やったりしています」と松田が丹生と共感しながら話す。グループの活動を終えても、ゲームを通して一緒にいる感覚を味わっているようで、「会えなくてもプレイでコミニュケーションが取れる仲間みたいな感じです」とさらにグループの仲が深まっていることを松田は伝えていた。

■渡辺彰浩
1988年生まれ。ライター/編集。2017年1月より、リアルサウンド編集部を経て独立。パンが好き。Twitter

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