オール巨人が明かす、島田紳助の勧めで契約書を作った経緯 闇営業問題にカジサックが切り込む
YouTuberカジサック(キングコング・梶原雄太)が7月10日、自身が運営するYouTubeチャンネル「カジサックの部屋」に、大先輩のお笑いコンビ・オール阪神・巨人をゲストに迎えた動画を公開。その中で、闇営業問題について論を交わす一幕があった。
世間を騒がせている吉本興業の闇営業問題について「この件について師匠からどういったご意見があるのかっていうのをお聞きしたい」と水を向けたカジサック。すると、巨人は「闇営業と言われているけど、僕らは『直で行く』って言いますよね。それもほとんどホンマにないんですけど」としつつ、「やっぱり『闇』と『直』は、別に考えてもらいたい」と訴えかけた。
巨人は自分たちの場合、仮に個人的に仕事を依頼された場合でも、「吉本を通してと必ず言う」とキッパリ。「『そういう人たち(反社の人たち)はいてないよな?』って必ず聞きます。なんぼ知ってる友達が言うてきても、まずそれは聞きます」と強調し、「この間、写真を撮った時も『すみません、この中におかしな人間いてへんでしょうね?』って言ったら、ちょっと一瞬シーンとなりましたね(笑)」と、リスクヘッジをするあまり、場を凍らせたという笑い話を披露した。
「まず(反社の人たちがいる集まりへ)行かないのが当たり前。僕らホンマいきません」と巨人は続ける。「そういうところで儲けたお金をもらうのは絶対ダメ」「僕、いつも言うねんけどね。嘘はいかん。嘘は絶対通れへん」と、名指しこそしなかったが、暗に渦中の後輩芸人たちに向けて「お叱り」のメッセージを送る場面も。
なお、今回の問題が明るみになってからというもの、多くの吉本芸人から「そもそも会社とのマネジメント契約を証明する契約書が存在しない」と明かされていた。しかし、阪神&巨人は「何十年も前に契約している」という。「えっ、そうなんですか!?」と目を丸くするカジサックに対して、巨人は「もちろん、もちろん」と当然のことのように一言。が、その内容というのは「年間これだけの劇場の出番を出てください。それに対する契約金を差し上げます」という旨だけ書かれた実に簡素なものらしく、「ビックリするで。紙切れ一枚やで(笑)」とネタにしていた。ちなみに、その契約書は毎年更新されるようで、最初は「2年間で8万円」だったところから、8万→16万→32万→64万→128万といったふうに倍増していったらしい。