『テラスハウス』東京編・第7話ーーケニーを巡る三角関係がさらに加速、そして新たな三角関係も!?

 春花が帰ってくると、香織がダイニングで、莉咲子にケニーとのデートの感想を聞いていた。莉咲子は「気も使えて、知らない間にお会計してくれていたりして。流佳と遊びに行っても、自分が女であることを忘れる。けどケニーさんは女の子扱いしてくれる。女の子になった気分だった」と女性として扱われて嬉しかった気持ちを語る。すると、「でもさ、32歳がハタチの子に払わせなくない?」と少し意地悪な発言をする春花。香織は「いつのまにか払ってるっていうのがいいんじゃない?」とフォローを入れ、仕事のために部屋へと戻った。

 しばらくすると、莉咲子と春花のいるダイニングに、かなりお酒を飲んだ様子のケニーが帰宅。莉咲子は席に着いたケニーに「今日ありがとう!」とご飯代を払ってくれたお礼をする。ケニーが「じゃあ次」とまたデートに行こうと促すと、「お礼させて」と乗り気の莉咲子。そんな中、春花が「明日早いんでしょ?」と仕事の心配をすると、ケニーは移動の時間で寝ると答えた。莉咲子が席を外したときに、春花がデートのことを聞くと、「いつもの莉咲子と違って、女って感じだった」と嬉しそうに答えるケニー。春花が「ドキドキした?」と聞くと「ドキドキしたかな」と頷いた。そこに莉咲子がもどってきて、ケニーとデートの思い出話をするなど、いい雰囲気に。再び春香がケニーに「寝なくて平気なの?」と尋ねると、ケニーは「眠い。だめだ、酔っちゃったね。明日のライブやる気ないもん」と口にする。すかさず香織が「夜でしょ? 大丈夫、抜けてるよ」と優しくフォローするも、春花は何か言いたそうな顔をして黙っていた。

 このギスギスした展開に盛り上がるスタジオメンバー。春花の不快そうな表情に対して、わざとなのか、自然になのかの議論が行われた。トリンドル玲奈は自然なものなのではと推測し、馬場園梓(アジアン)は春花からまだ余裕を感じるとコメント。YOUは、春花が意地悪な発言をするのは、好きな人がかぶっているからだと指摘し、可愛いものだと意見した。そんな中、春花の本性があらわになっていく様子を喜ぶ山里亮太。

 東京、白金。春花と香織はランチに出かける。そこで、ケニーを諦めようとしていることを打ち明ける春花。その理由として、ケニーが酔っていた日に、「明日のライブやる気ないもん」と言ったことをあげた。香織はお酒を飲んでいたから、本心ではないと思うとやんわりフォローを入れる。しかし春香は、熱い意見で食い下がる。そして莉咲子とケニーのデートが上手くいっていたのも、諦めようと思ったきっかけの一つだと打ち明けた。春花は、自分とは割り勘だったケニーが、莉咲子には食事をご馳走したことを気にしていて、嫉妬してしまったと告白。香織は「だって(莉咲子は)21だよ?」と気にすることないという旨を伝える。また春花が、スッキリしたいから、次のデートでケニーに、仕事を面倒だと言った件について突っ込んでもいいかなと相談すると、香織は「言い方に工夫しなよ」と、春香のはっきりとした性格に釘をさしながらアドバイスを送った。一通り話した後、春花は「相談とかない?」と香織を気遣う。香織は強いて言えば、莉咲子と春花がどう歩み寄るか気にかけていると、一言だけ告げるも、すぐに話題を春花とケニーのデートへとを変えるのであった。

 春花はケニーとライブデートに行く。ライブには春花の友人の他に、『TERRACE HOUSE ALOHA STATE』メンバーの鮎澤悠介(イーデン・カイ)も出演していた。春花とケニーは鮎澤に挨拶をして、ライブ会場を後にする。沖縄料理屋に行くと、お酒を飲みながらケニーは「いつも飲んでるなって感じ?」と、春花の表情を見ながら尋ねた。それを機に春花は「この間はやばいなと思った。注意したかったの。覚えてないかもしれないけど、明日のライブめんどくさいなって言ってた」と自身が不満に思っていたことをぶちまける。ケニーが「最悪だね」と自身の行いを反省しつつも、「でも心の声なんだな」と呟くと、春花は「心の声なの?」と聞き返した。「正直に言うと、今のバンドに満足していない」と音楽に対する悩みを吐露するケニー。自分の技量や音楽性の悩みなど、色々あった上での発言だったと伝えた。それを聞いた春花は、同じような悩みがあると共感する。女優の仕事と重ねながら、自身の考えを伝え、ケニーに寄り添った。

 だが春花は、愚痴は身内にも言いたくなかったと後悔するケニーに、畳み掛けるように「ついでに、莉咲子ちゃんとめっちゃいちゃついてた」と指摘。「マジで?」と驚いた様子を見せるケニーに、春花が「どう思ってるの?」と突っ込むと、ケニーは「好きだよ」と即答した。「女性として?」と掘り下げる春香に、「女性としても。魅力的だと思うよ」と素直にコメントするケニー。春花は悲しそうな顔をした後、また仕事の話に戻し、この日は、ケニーが食事をご馳走してデートは幕を閉じた。

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