『テラスハウス』東京編:第1~4話おさらい 壁のない家・性格・言動が彼らを加速させる

「付き合って」

 まるで水蒸気のようにすぐに空気へとなじみ、消えていった莉咲子の声。しかし確実に存在していたその音の残像に、思わず10秒巻き戻しのボタンをタップしてしまった人も多かったことだろう。しかし、テラスハウス東京編はまだ第4話までが終わったところ。東京オリンピックというゴールまでの長い旅路がはじまったばかりだ。

 『TERRACE HOUSE TOKYO 2019-2020』を語る上では無視することができない、この圧倒的なスピード感。前シーズンと比較してみるとわかりやすいが、軽井沢編では、最初のカップル(つば冴と至恩)が誕生するまでに実に20話もの時間を要していたのだ。まだカップルが誕生しているわけではないけど、明らかに様相が異なっている。このスピード感はどこから生まれているものなのだろう? そんな疑問をひとつ軸にして、第1~4話までのできごとを振り返ってみたい。

〈直近のあらすじ〉※ネタバレ含む

『テラスハウス』東京編・早くも火花散る第1話ーー個性豊かな新メンバー揃う
『テラスハウス』東京編・第2話ーー仕事観の違いで言い争い勃発
『テラスハウス』東京編・第3話ーー流佳の無邪気な優しさに警戒感
『テラスハウス』東京編・第4話ーー無敵の“ピュアボーイ”を巡り三角関係に発展!?

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