YouTubeによる未成年の単独ライブ配信禁止、海外では関連動画機能に疑問の声も
Facebookも銃撃生中継で矢面に立たされる「過激思想に制限」
ライブストリーミングの問題といえば、3月に極右思想を持つ者がニュージーランドのクライストチャーチにあるモスクで銃を乱射し50人が死亡するという大参事があったが、その一部始終がFacebookで生中継されたことは記憶に新しい。
その後、テクノロジーメディアTechCrunchは、「危険な個人・団体に制限を加える」というFacebookのライブストリーミングのポリシー変更を報じた(参考:https://techcrunch.com/2019/05/14/facebook-live-streaming-abuse-one-strike-policy/)。
Facebook社CEOのマーク・ザッカーバーグ氏は、検知システムが十分ではなかったとしながらも、一企業では限界があるとし、パートナー企業と共に研究する意向で、行政との連携も不可欠だとしている。
個人のライブストリーミングという新境地を切り拓くテクノロジー各社だが、画期的なサービスでユーザーに受け入れられている一方で、解決すべき課題も山積の様だ。
■Nagata Tombo
ライターであると同時にIT、エンタメ、クリエーティヴ系業界にも出入りする。水面下に潜んでいたかと思うと、大空をふわふわと飛びまわり、千里眼で世の中を俯瞰する。