いよいよワースト第1位の発表へ。選ばれてしまったのは、パフォーマーの浦川翔平だ。発表された瞬間、本人は目を瞑って天を仰ぎ、他のメンバーは「うおー！」と雄叫びを上げるという異様な雰囲気に。島田は「利他的なムードメーカータイプでグループになくてはならない存在なのだが、頭脳線が急激に下がっている」と指摘。続けて「問題がややこしくなるとすぐ逃げちゃう人」だと明かす。島田の解説を聞いた浦川は「バレたか……」と悪い顔で苦笑いを浮かべた。

　そして、栄えある第1位はボーカルのRIKUに。島田は、強運の持ち主に多い「ますかけ線」、才能とカリスマを司る「ソロモンの環」、人に多くの感動を与えられる「二重感情線」など珍しい線がいくつも掌に刻まれているため「文句なしの1位」と太鼓判を押していた。この結果にRIKUは「まさか良い手相を持っていると思わなかったのでビックリしています」と驚きを露わにしつつ「でも、この良い情報に踊らされず、一生懸命磨き続けていかないとなって思いました」と気を引き締めた。最後に島田からは「人には良い線もあれば、悪い線もあって、それをみんなが補い合っているということで最強のグループなのではないかと思います」と総括され、メンバーは一様にうれしそうな笑みを浮かべていた。

■こじへい
1986年生まれのフリーライター。芸能・スポーツ・音楽・カルチャーのコラム・リリース記事から、ゲームのシナリオ、求人広告まで幅広く執筆中。