Apple、新型AirPodsを今年前半にはリリース? 新たに「ヘルスモニタリング機能」実装か

Apple、新型AirPodsを今年前半にはリリース?

ヘルスケア事業での成功は約束されている?

 ヘルスケア事業に注力するAppleの動向については、医療ニュース専門メディア『Becker's Hospital Review』が8日に考察記事を公開している。この記事では、調査会社CB insghtsがAppleのヘルスケア事業展開に関して分析したレポートが紹介されている。レポートは、Appleのヘルスケア事業展開が成功すると考えられる根拠を列挙している。

 列挙された根拠のひとつとして、App Storeの存在が指摘されている。現状の医療現場では健康データを測定する個々の医療機器はあるものも、測定されたデータを統合するプラットフォームは存在しない。翻ってApp Storeは、各種医療系アプリのデータを統合するプラットフォームとして機能することが期待できる。また、Appleという企業に寄せられる信頼も根拠として挙げられている。医療という信頼が特に重要視される分野においては、同社が得ている信頼が事業成功に大きく貢献するだろう。

 以上のようなAppleのヘルスケア事業が実を結んだあかつきには、同社の製品が単なる「クールなガジェッド」であることを超えて、ユーザの生活の質を向上させ命も守る「人生のパートナー」に昇格するのかも知れない。

トップ画像参照:AirPods購入ページより画像を引用

■吉本幸記
テクノロジー系記事を執筆するフリーライター。VR/AR、AI関連の記事の執筆経験があるほか、テック系企業の動向を考察する記事も執筆している。Twitter:@kohkiyoshi

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