『ゴジラVR』を熱烈ファンの大内雷電が体験! 『シン・ゴジラ』とのリンクを感じさせる演出にも注目
映画と違う設定が、ファンにとってはさらにワクワクや『もしも』の世界を脳内で作り上げる要素になっており、そこに面白さがあるという。これも大内が教えてくれたが、ユニバーサル・スタジオ・ジャパンで2017年1月に行われた『ゴジラ・ザ・リアル 4-D』でもアナザーストーリーのような演出があったそうなので、『シン・ゴジラ』というコンテンツ自体、場当たり的に新設定を作っているのではなく、映画とはまた違う趣向を凝らした展開でファンを楽しませているとみていいだろう。
最後に、肝心のVR体験の面白さについても、ネタバレを避けた上でこう語る。
「自分が作中に入っているような没入感がありましたし、前半は本格的なフライトシュミレーター型アトラクションのようで心拍数が上がりました。ゴジラとの戦闘は悔いが残る結果になりましたが、次やれば絶対に成功すると思うので、また遊びに行きたいと思います。
これからプレイする人にアドバイスを送るとしたら……『とにかくギリギリまで狙って撃て』ですね。さらにわかりやすく(?)言うなら『権藤一佐(※)だったらどの距離から撃つかを考えるんだ』ってことですね!」(※「ゴジラVSビオランテ」に登場する、ゴジラの口内に薬剤入りバズーカを撃ち込んだ男の中の男)
筆者も体験したが、確かに初見ではなかなかクリアが難しそうなアクティビティではあった。しかし、成功失敗問わず楽しむことはできたので、ぜひゴジラファン、特撮ファンはこの機会に足を運んで、五感で楽しんでみてはいかがだろうか。
(取材・文=中村拓海)
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