『アイナナ』『アイマス』ファン歓喜の『CG STAR LIVE』はどのように生まれた? プロデューサーに直撃

『CG STAR LIVE』プロデューサーインタビュー

“会いたいを叶える”新曲「Stage Bye Stage」制作背景

ーーまた、新曲「Stage Bye Stage」も演出の鍵になっていますが、この曲は福田さんをはじめとした制作チームの間で「こういう曲を作りましょう」という話になったんでしょうか?

福田:『アイドルマスター シンデレラガールズ』でCG STAR LIVEの公演をさせていただくことが決まったときから、『CG STAR LIVE』のラストは新曲で終わろうと心に決めていました。楽曲を制作してくださった日本コロムビア様には、最後の曲なので「さよなら」というキーワードを入れて欲しいとお話し、『CG STAR LIVE』のコンセプトである「会いたいを叶える」を踏まえたうえで、「今日の公演はここでさよならだけど、この場所に来ればまた何回でもいつでも私たちに会えるよ」というメッセージを持たせてほしいとお願いしました。また、彼女たちの成長をプロデューサーの皆さんに見ていただきたかったので、少し背伸びしたダンスにチャレンジしようと思っていました。その要望を素敵に全部叶えてくれた日本コロムビア様は、すごくダンサブルでアップテンポな曲を作ってくださって、バッチリ『CG STAR LIVE』にハマりました。

 「Stage Bye Stage」の「Bye」は「By」じゃなくて「Bye Bye」の「Bye」になっていたり、単語としても「Stage By Stage」って「階段をふんで・一歩一歩」という意味なので、成長というキーワードにもなっていて、ものすごく洒落ていて感動しました!!!

ーーお話しいただいたように、成長物語としても楽しめるのが『CG STAR LIVE』の醍醐味でもあると思うのですが、福田さんは今後このライブ自体をどう成長させていこうと考えていますか?

福田:もちろんまだ2コンテンツしか実施していないので、できれば『CG STAR LIVE』というものがブランドになるくらい、お客様にとって良いものだと認識してもらえるようになりたいと思ってます。今はVR ZONEの一角で他のコンテンツと場所を共有して展開しているんですが、いずれはそこからも抜け出して、単独の劇場を作れるくらいにはなりたいな、と密かに思っています。場所による制限もいくつかあったりしますし、もしかしたら座って見たいお客さんもいたりすると思いますし、音響まわりの設備もライブ向けにしていきたいですし、銀テープも飛ばしてみたいし……野望はいくつもありますね(笑)。

ーー最後に、『CG STAR LIVE』以外でも、福田さんが今後実現したいと思っているVRコンテンツがあれば教えてください。

福田:そうですね、これは私のいち個人の希望なんですけど……歌を歌わないコンテンツもやってみたいなと思います。

ーーそれは興味深いですね。

福田:『CG STAR LIVE』自体も、歌を歌う時間はあまり多くなくて、アイドルとのコミュニケーションをメインにしているのですが、それが歌わない人物だとどうなるのか、という興味があるんです。例えば特撮やバトルもののアニメの主人公だったらどうなるんだろう、ということも考えたりしているので、今後も楽しみにしていてください。

(取材・文・写真=中村拓海)

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『THE IDOLM@STER CINDERELLA GIRLS new generations☆Brilliant Party!』

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