『絶対零度』公式Twitterで「仕置人」予想企画 SNSでの取り組みは“ドラマ離れ”に一つの光明?

 毎週月曜21時から放送中の『絶対零度~未然犯罪防止捜査~』(フジテレビ系)。沢村一樹演じる主人公の井沢範人ら6人の警察官からなるチームが、最新のAI技術に基づいて開発された、未然犯罪防止システム=通称“ミハン”を駆使して、さまざまな犯罪に立ち向かう姿を描いている。

 “ミハン”は国民の個人情報を無許可で利用する点などにおいて、法律で認められたものではないということや、未だ開発途上にあるため、必ずしも犯罪を未然に防げるわけではないという問題点を抱えている。ミハンのおかげで無事に事件を防止できたとしても、皮肉なことに、事件関係者の中で、本来なら法で裁かれるべき人間が、何の罪に問われないままになってしまうというジレンマを生み出すのだ。これは井沢らの葛藤の種の一つなのであるが、第2話を含むいくつかの放送回では、終盤でこの“本来法で裁かれるべき人間”が何者かに殺害されてしまう。この不気味なシーンはSNS等で大きな話題となり、一体、この“仕置人”は誰であるのかについて、様々な憶測が飛び交っている。

 そして現在、番組公式Twitter(@zettai_0_mihan)ではこの“仕置人”予想企画を実施中。フォロワーとなって、「#沢村一樹演じる井沢」、「#伊藤淳史演じる東堂」、「#上戸彩演じる桜木」、「#その他」の中から選択してツイートし、見事正解すると抽選でオリジナルグッズがプレゼントされる企画となっている。

 本企画にはさっそく多くの人々がチャレンジしており、様々な予測が立てられている。第1話の冒頭シーンからダークな一面を覗かせ、何度か犯人であるかのようなシーンが流れたことから「やはり井沢なのでは」との推測がある反面、第5話で傷跡の過去が明らかになったからという理由や、実際の仕置シーンで「井沢にしては小柄だった気がする」という見方から、東堂と予想する人も。また、意外にもその他の人物を挙げる人も多く見られ、例えば「犯人に面が割れていない」として南(柄本時生)とする人や、実は仕置人は2人いるのではといった予想まで広がっており、仕置人が明らかになる放送回の直前まで議論は白熱しそうだ。

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