石野卓球から欅坂46まで、あらゆる人気ミュージシャンとコラボ 新型aibo × 音楽の可能性

 2018年1月11日(ワンワンワン)、ソニーから発売された新型「aibo」。7月19日に、ソニーストアオンラインと全国5店舗のソニーストア直営店で予約販売を開始した。これまで抽選や先着順で数量限定発売となっていた「aibo」だが、7月19日以降はすべての希望者が手にすることができる。

 ソニーは「Sony–Stories」のTwitter及びFacebook上で、アーティストが「aibo」の鳴き声をリミックスし、その音楽に合わせて「aibo」が踊るコラボ企画を展開している。第一弾のアーティストには石野卓球が選ばれた。これまでに小袋成彬、ナカコーとコラボした動画をそれぞれ公開している。最先端のテクノロジーに敏感な音楽系アーティストたちにとって、「aibo」は創作意欲を刺激するのかもしれない。どの動画も、各アーティストの個性が出た作品に仕上がっている。

 また、ハッシュタグ#aibo_meetsを付け、さまざまなアーティストやグループが「aibo」と初めて出会うという企画も行われている。これまでに、欅坂46、SCANDAL、CHEMISTRY、私立恵比寿中学、SPYAIR、BLUE ENCOUNT、あゆみくりかまき、ЯeaLと遊ぶ「aibo」の動画や写真がアップされてきた。

 初代「AIBO」が登場したのは1999年。それ以来、順調に進化を続けていたが、2006年にソニーがエイターテインメントのロボット事業から撤退することを発表し、「AIBO」は終了したと思われていた。「AIBO」というおもちゃの域を超えたおもちゃは、時代を先取りしすぎていたのかもしれない。今回、復活した「aibo」は、ユーザーに親近感を持ってもらうため、大文字の「AIBO」から小文字表記の「aibo」に変わったという。

 先代までの「AIBO」から最も大きく進歩したのはAI(人工知能)だろう。今回の「aibo」で提供されているアプリ「My aibo」では、基本的な設定などができるだけでなく、新しい機能を追加することも可能だ。「aibo」本体のアップデートも頻繁に行われている。これによって、「aibo」にスマートスピーカーなどで身近になったIoT(モノのインターネット)が利用できる可能性もある。

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