中居正広、愛するゲーム『龍が如く』が映画化されていたことを知る 「やっぱり実写化は難しいね」

 6月16日放送の『中居正広 ON&ON AIR』(ニッポン放送)で、MCの中居正広が『龍が如く』の実写映画化について語る場面があった。

 冒頭、「“えっ? あの人が真島の兄さん!?”スペシャル~」とタイトルコールをした中居。ゲームファンにはおなじみだが、「真島の兄さん」と言えば、中居が愛する『龍が如く』シリーズに登場する真島吾朗(CV宇垣秀成)のことだ。

 リスナーから「中居くんが大好きなゲーム『龍が如く』シリーズですが、2007年に劇場版の映画になっていたのをご存じでしょうか?」と問われた中居は、「知らないコレ」と一言。「主役の桐生一馬役は、『ATARU』(2012年に放送されたTBS系ドラマ)で共演した北村一輝さん。ゲームの中でも大人気の真島の兄さんは岸谷五朗さん」と教わっていた。

 リスナーからも紹介されていたが、真島吾朗は素肌にヘビ柄のジャケット、黒い眼帯にテクノカットという特徴的な出で立ちで、破天荒だが男気がある、シリーズ屈指の人気キャラクターだ。シリーズ初期では狂気的な部分がクローズアップされていたが、徐々にその愛すべき人間性が掘り下げられ、シリーズの前日譚を描いた『龍が如く0 誓いの場所』(2015年)では、主人公のひとりとして取り上げられた。

 さて、大好きなゲームが実写映画化されていたという事実に、中居は「ヒットしたのかな、この映画」と興味を示す。当時の資料を見て、「北村くんも、岸谷さんも、すごい(原作のキャラクターに)寄せてるけど、やっぱり難しいね。アニメの劇場版とかもそうだけど、近づけたほうがいいのか、逆に(原作は)忘れたほうがいいのか」と、思い入れのある作品だけに、考え込んでしまっていた。

 中居は小説原作の映画にも言及。「小説は絵がないから、それぞれが想像しているわけでしょ? なんとなく“こんな人なんだろうな”って(イメージは)、読んでいる人は大体一緒なのかな。“この役の人は、あの役者さんがいいな”ってディスカッションしたことがないから。実写は難しいね」とも語っていた。一方で『龍が如く』のゲームについては、「俳優さんがそのまま出ていて、CGも声も本人だからいいんですよ。ドラマみたいな感じで見てたりしますけど」と、映像作品としても楽しんでいることを明かしていた。

 中居は『龍が如く』シリーズへの愛情を度々語っており、“出演”を密かに期待しているファンも多いのではないか。一見ひょうきんで、しかし情が深く男気がある、というイメージのある中居は、本作の世界観にマッチするようにも思える。桐生一馬や真島吾朗との共演を、いつか見てみたいものだ。

(文=編集部)

関連記事