草なぎ剛、大流行の“アルミ玉”に挑みYouTuberの苦労を知る

 草なぎ剛が5月19日、自身のYouTube公式チャンネルで、ネットで流行した「アルミ玉」の制作に挑戦した。

【検証】アルミホイル玉1時間でどこまでつくれる?

 「アルミ玉(アルミホイル玉)」とは、アルミホイルを丸め、ハンマーで叩き続ける(場合によっては、その後研磨する)ことでピカピカに仕上げられた球のこと。有名YouTuberがこぞって挑戦し、話題になった。白衣姿で登場した草なぎは、「1時間アルミホイルを叩き続けると、鉄球(アルミ玉)になるのか!?」とタイトルコール。「このチャンネルは、好きなことをやる」と宣言し、「少し前に流行って、ヒカキンさんもやっているらしいんですよ。中にはGW中ずっと叩いたりする方もいるらしいんですけど、私は1時間で叩きます! けっこう忙しいんですよ(笑)」と語った。

 まずは1本16メートルのアルミホイルをロールから引き伸ばし、大雑把にまとめる。この段階では草なぎもハイテンションで、アルミホイルの意外な美しさや、丸めた際の大きさ(バレーボール~バスケットボールほど)に驚いていた。そこからは、ハンマーでコツコツと叩き、より小さく、硬く、球の密度を上げていく地道な作業だ。

 最初は楽しそうだった草なぎも、「超地味で、しかも超疲れる。面白くもなんともない。やる方としては罰ゲームだわ……」と、早々に弱音をこぼすことに。同時に、「誰が最初にこういうバカげたことを考えるんだろうね(笑)。バカだけど、いいね、その人」と、どこかワクワクし、誰もが挑戦できる「アルミ玉」という発想にしみじみと感心していた。

 その後も、「スゴいよなあ、YouTubeって」と、ハイクオリティなアルミ玉を完成させてきた先人たちに思いを馳せつつ、ひたすらハンマーを振る。途中、ハンマーの性能に感動し、「これは殺傷能力があるね。武器になる」と少々物騒なことを言う場面も。単調な作業と、「コン、コン」とハンマーを振るリズムと音に、「眠くなってきました」と草なぎ。1時間後、均一に叩けていないためか、球状ではなく四角い物体になってしまったが、手のひらに収まるサイズにまで小さくすることに成功していた。

 今回わかったことは、「アルミホイルを1時間叩き続けると、眠くなること」と草なぎ。「どうしても眠れないときにいいかもしれない」「ただ、近所迷惑になるから注意」と、気遣いも忘れなかった。

 ツイッターでは「日本一ゆるいチャンネル」を自称しているが、草なぎの気負わない動画を観ていると、不思議と癒されてしまう。きれいなアルミ玉にはならなかったが、動画コメントも「球じゃなくて、何となくアートっぽいものが出来上がるところが草なぎくんらしいですね!」「謎のオブジェが出来上がりましたね(笑)」「ほんとにユルイ(笑) この味は出そうと思って出るもんじゃありませんわ(°▽°)」とまったりムードだ。

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