未来の野球観戦はVRライブ配信? 福岡ソフトバンクホークス開幕戦で実証実験を実施
ソフトバンク株式会社と福岡ソフトバンクホークス株式会社は、VR技術を活用したライブストリーミング配信の実証実験を実施する。福岡ヤフオク!ドームで開催する、3月24日に行われる福岡ソフトバンクホークスのオープン戦1試合と、3月30日~4月1日の開幕3連戦の計4試合を無料で配信するという。
映像内に表示されるカメラのマークに視点を合わせると、バックネット裏、内野席(一塁側)、外野席(ライト側バックスクリーン横)に設置したカメラに視聴者は切り替えることができ、バックネット裏のカメラからの映像では、VR映像の中に中継用の映像を表示させながら観戦することも可能だ。新しい観戦体験が楽しめる。
今回の実証実験を通じてVR映像の配信に関する技術やサービスのノウハウを蓄積し、プロ野球公式戦などのVRライブ配信を気軽に楽しめるサービスの提供を検討中とのことだ。
使用されるアプリ「パノミル」ではメットライフドームで行われた千葉ロッテVS西武戦やZOZOマリンスタジアムで実施された千葉ロッテVS巨人戦のダイジェスト映像も視聴することができる。ライブ配信されるまでの期間は、ダイジェスト映像を見て待つのもいいだろう。
(文=編集部)
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