市ノ瀬加那×南沙良×井上和『GROTESQQQUE-グロテスク-』鼎談 三者三様の視点で語り合う

市ノ瀬加那×南沙良×井上和、グロテスク鼎談

『ノクターン』に重なる乃木坂46・5期生の特別な関係性

井上和

――井上さんは、中西アルノさん、一ノ瀬美空さん、冨里奈央さんという乃木坂46の同期のみなさんと『ノクターン』に参加されています。一緒にアフレコをしてみて、いかがでしたか?

井上:たぶん3作品のなかで、収録前からキャスト同士の関係性ができていたのは、私たちの作品だったと思います。グループに加入して5年目になる5期生の4人なので、その絆があるからこそ見せられるものがあるなと感じながら、アフレコをしていました。

――作品のなかの関係性と重なる部分もありましたか?

井上:作品に登場する4人の少女たちも、友達というより、利害が一致して一緒にいるような、どう名前をつけたらいいのかわからない、少し不安定でいびつな関係なんです。私たちもグループのメンバーなので、友達関係とはまた違うんですよね。ここだけ聞くと少し残酷に聞こえるかもしれませんが、一般的な友達関係よりも、もっと強い絆で結ばれていると思っていて。そういう関係性だからこそ、現場でもお互いに励まし合いながら、「今、自分たちにできる最大限をここで出そう」と、みんなで声をかけ合っていた記憶があります。

井上和「市ノ瀬加那さんの声の色がものすごく好き」

井上和

――声優、俳優、アイドルと、みなさんはそれぞれ異なるフィールドで表現されています。お互いの活動や表現にどんな印象を持っていますか?

井上:アニメ好きとして、市ノ瀬さんのお声はずっと聞かせていただいていて、日常に彩りを加えてくださる存在だったので、作品を通してご一緒できたことが何より嬉しかったです。『エリィアンズ』もそうですけど、いろいろな作品で拝見する市ノ瀬さんのお芝居がすごく好きなんです。声に“静かな情熱”を感じるといいますか。私たちアイドルは、ステージの上での姿がいちばん想像しやすいと思うんですけど、歌もダンスも表情も使えて、いろんな表現ができるんですね。ステージングや演出もつけていただけるので、いろいろな方の力を借りて、自分ひとりではできないことまで表現できる。すごく派手な演出で、ものすごい人になれたような気持ちにもなるんです。でも、市ノ瀬さんは、作品のなかにその声があるだけで、ぱっと心が温かくなる。その声の色が、私はものすごく好きです。……ただの告白になってしまいましたけど(笑)。

市ノ瀬:照れます(笑)。ありがとうございます。

井上:声優さんのお仕事自体も、とても尊敬しています。小さい頃に「素敵だな」と思いながら、「自分にはできないな」と諦めた職業でもあったので。声だけでここまで人の心を動かせるって、本当に素敵だなと思います。

南沙良「今日は『ラッキー!』と思いながら来ました」

――南さんのお芝居については、いかがですか?

井上:日常のなかで拝見する機会もあるんですけど、今日お会いしても、本当に立っているだけで絵になるなと思っていました。先ほど一緒にナレーションのお仕事もさせていただいたんですけど、声を聞くだけでぱっと情景が浮かぶような、奥行きがあるんですよね。私も最近は、アイドルのお仕事をしながら、少しずつ俳優のお仕事をさせていただく機会が増えてきて。表情や目線も使えるなかで、それでも声の持つ力ってすごく大きいんだなと感じることが多いんです。だからこそ、南さんの立ち姿も、声も、すごく素敵だなと思いました。

南:ありがとうございます。私も普段から、おふたりのお声を聞いたり、活動を拝見したりしているので、今日は「ラッキー!」と思いながら来ました。なんだか、すごく軽い気持ちで来てしまったなと、今ちょっと反省しています(笑)。『キャロル&チューズデイ』が大好きで……。「おひとりさま天国」も素敵でした。

市ノ瀬:えー、ありがとうございます……‼︎

井上:すごく嬉しいです。

南:今日は母に「ふたりに会える!」って、連絡してから来ました(笑)。

一同:(笑)。

市ノ瀬加那が驚いた、俳優とアイドルの表現力

――せっかく異なるフィールドで活動する3人が集まったということで、お互いに聞いてみたいことはありますか?

市ノ瀬:すごく初歩的なことなんですけど、俳優の方たちは、まずセリフを覚えられるのがすごいなと思っていて。私たちは台本を見ながらお芝居をしますけど、家でひとつのブロックだけ覚えようとしても、なかなか覚えられないんです。それは小さい頃からの積み重ねなんですか? それとも慣れなんでしょうか?

南:私、暗記は苦手なんですけど、セリフだけは覚えられるんです。

市ノ瀬:すごいですね! お仕事になると、また違うんですね。さっき南さんが、目線や表情も使って表現できるとおっしゃっていましたけど、声だけでのお芝居と全身を使うお芝居って、似ているようで違うし、違うようで似ているなと思います。私はカメラの前でお芝居をする機会がないので、やっぱりリスペクトする職業ですね。アイドルのみなさんに対してもそうで、私も『アイドルマスター』の作品でアイドルの役を演じて、2回ほどステージに立たせていただいたことがあるんですけど、それでも振り付けを覚えるのが本当に難しくて(笑)。

井上:最初は私も全然覚えられなかったんです(笑)。

市ノ瀬:そうなんですか! でも、こうしてお話を聞いていると、みなさんそれぞれ、自分にはないものを自然に身につけていらっしゃるんだなって。声だけで表現することも、全身を使ってお芝居をすることも、歌って踊ることも、どれも簡単にできることじゃないと思うんです。今日こうしてお2人とお話しして、改めてどの職業にもすごくリスペクトがあるなと感じました。

『GROTESQQQUE-グロテスク-』インタビュー企画始動 錦織敦史ゆかりのクリエイター集結

11月6日に劇場公開されるオリジナルアニメーション映画『GROTESQQQUE-グロテスク-』の公開を記念して、リアルサウンド映…

■公開情報
『GROTESQQQUE -グロテスク-』
11月6日(金)全国公開

『エリィアンズ』
キャスト:市ノ瀬加那、星野源
エピソードディレクター:錦織敦史
メインキャラクターデザイン:安野将人
色彩設計:中島和子
美術監督:中村聡子(でほぎゃらりー)
撮影監督:佐久間悠也
3DCG:カプセル

『夜露死駆★少女』
キャスト:南沙良、長谷川育美、早見沙織、内田真礼、安済知佳、富田美憂、大久保瑠美、釘宮理恵
エピソードディレクター:三浦貴博
キャラクターデザイン:tarou2
アクションディレクター:林勇雄
色彩設計:中島和子
CGI:sankaku

『ノクターン〜このグロテスクな夜に〜』
キャスト:井上和(乃木坂46)、中西アルノ(乃木坂46)、一ノ瀬美空(乃木坂46)、冨里奈央(乃木坂46)
エピソードディレクター・キャラクターデザイン:錦織敦史
色彩設計:中島和子
美術監督:岩熊茜(でほぎゃらりー)
撮影監督:佐久間悠也
3DCG:カプセル

監督・脚本・キャラクター原案:錦織敦史
企画・プロデュース:JOEN・アニプレックス
アーティスト:ASCA、Akki、一ノ瀬みか、VaVa、eba、音羽-otoha-、上北建、佐藤古都子(yutori)、sabio/高村風太、SEE、志崎樺音、篠崎あやと、Junna、水槽、すりぃ、TAKU INOUE、橘亮祐、tsumiki、中島雄士(グソクムズ)、Nakano +、夏川椎菜、ななひら、野口衣織(=LOVE)、葉音、はしメロ、堀江晶太、Myuk、MIRI、METALVERSE、ももすももす、八木海莉、安田レイ、ゆよゆっぺ、Runaar、Reol
オープニングテーマ:METALVERSE「Shoot Shoot Shoot」(VERSE BY VERSE MUSIC)
制作:CloverWorks
配給:ANIMEC
製作:Project GTQ
©ATSUSHI NISHIGORI, CloverWorks/Project GTQ
公式サイト:https://movie-gtq123.com/
公式X(旧Twitter):https://x.com/grotesqqque

▼市ノ瀬加那×南沙良×井上和 チェキプレゼント▼

市ノ瀬加那×南沙良×井上和のサイン入りチェキを1名様にプレゼント。応募要項は以下の通り。

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<応募締切>
11月14日(土)

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