中川大志「作品に貢献できる役者でありたい」 『真田十勇士』と世界配信に懸ける覚悟

中川大志、『真田十勇士』に懸ける覚悟

 日本の歴史に名を刻む英雄たちと、彼らを陰で支えた伝説の忍者集団の活躍を描く金曜ナイトドラマプレミアム『真田十勇士 SHADOWS OF THE TEN NINJA』(テレビ朝日系)。破天荒な主人公・猿飛佐助(岩本照)に対し、知勇に長けたクールな忍者・霧隠才蔵を演じるのが中川大志だ。地上波のテレビドラマでありながら、最新の映像技術を駆使した世界水準のアクション時代劇に挑戦する本作。10代から60代まで、異なるジャンルやキャリアを持つ個性的すぎるキャスト陣が集結した京都ロケの舞台裏、座長・岩本照への信頼、そして“世界市場”を視野に入れた現代の俳優としての真っ直ぐな覚悟まで、中川に語ってもらった。【インタビューの最後には、サイン入りチェキプレゼント企画あり】

自然と良い化学反応が生まれたキャスト陣のチームワーク

――台本を拝見して、実写化やVFXも含め「本当にこれが地上波の連続ドラマで実現できるのか?」と圧倒されました。

中川大志(以下、中川):まったく同じ気持ちでした。「これ、本当に完成させられるのかな?」って(笑)。地上波のテレビドラマとしてはスケールが格段に大きいですし、時代劇であり、アクションであり、SF的な要素も含まれている。ハードルの高さは最初に企画を聞いたときから強く感じていました。でも同時に、今回は最初から「世界のお客さんにも目を向けた作品作りをしていく」という構想を聞いていたんです。侍や忍者といった日本の歴史やカルチャーは、世界中のエンターテインメントファンにとってすごく響くジャンルですし、日本のテレビシリーズとしてそこに果敢にチャレンジできるというのは、一人の俳優としてもものすごくモチベーションになりました。

――誰もが知るキャラクター・霧隠才蔵を演じるにあたり、意識されたポイントはありますか?

中川:過去に様々な作品で描かれてきたキャラクターですが、変に過去のイメージにとらわれることなく、今回の脚本から丁寧に作り上げていこうと考えました。破天荒で自由奔放な猿飛佐助という主人公に対して、才蔵は知性と強さを兼ね備えた“忍者エリート”。佐助との対比を明確にすること、そして十勇士というバラエティ豊かなチームの中で自分がどういう立ち位置や役割を担うべきかは常に考えていました。

――ファンタジーなアクション要素があるからこそ、劇中での人間としての“説得力”が求められますよね。

中川:まさにそこは一番大切にしていました。いくら派手なエンターテインメント作品であっても、時代劇としての説得力や、その時代を実際に生きている一人の人物としての解像度が高くなければ、観ている方に嘘だと見抜かれてしまう。土台のリアリティを丁寧につくった上で、繰り出される忍術やド派手なアクションを楽しんでもらえたらいいなと思っています。

――今作は十勇士のキャスト陣も非常にバラエティ豊かで、年齢も10代から60代までと幅広いです。チームワークはどのように育まれていったのでしょうか。

中川:バラエティ豊かなメンバーが集まったので、「本当にまとまるのかな?」と最初は少し心配していたんです(笑)。でも、全員が驚くほどピュアに作品やチームのことを愛していて、自然と良い化学反応が起きていきました。京都で約3カ月かけてじっくり撮影していたのも大きかったですね。東京での撮影と違って、撮影が終わったらみんなでご飯に行ったり、休みの日に出かけたりと、かつてないスピードで距離が縮まっていきました。

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