奥平大兼、連ドラ初主演で感じた変化 「いい意味でも悪い意味でも、現場に慣れてきた」
数々の現場を経て、初めて見つけた「やりたい役」
――デビューから現在までいろいろな役を経験されてきましたが、ご自身の中で成長を感じる部分はありますか?
奥平:いい意味でも悪い意味でも、現場に慣れてきた感覚はあります。最初の頃より知っていることが増えたので、それがいい方向に働くこともあれば、そうでないときもある。でも、作品を重ねるごとに「また一緒に仕事したいな」と思える人が増えていくのは、成長というか、時間の経過を感じますね。
――台本のセリフを変えるというお話もありましたが、そういったアプローチも経験を積んだからこそできることでしょうか。
奥平:最初はなかなかできなかったですね。今でもできると自負しているわけではないですが、台本はあくまで台本で、実際に映像になるものとは違う。そこをどう映像にしていくか、監督と話し合いながら擦り合わせていく作業は、昔より今のほうが面白みを感じています。
――同世代の活躍が刺激になるとのことですが、プライベートでも同世代の役者仲間と交流することはあるのでしょうか?
奥平:僕はあまりないです。個人的に応援している人はいますけど、頻繁に会うというよりは、遠くから見守っている感じです(笑)。例えば、同じ事務所で同い年の萩原護さん。彼は個人的に一番好きな俳優さんで、やっぱり出演作は見てますね。すごく刺激を受ける一人です。
――同世代だけでなく、これまでの現場で特に刺激を受けた先輩俳優はいらっしゃいますか?
奥平:学園ものの作品に出演した経験は、自分の中ではとても大きくて。同世代の役者がたくさんいる中で、大人の方々ともたくさん出会うことができました。その経験を通して、「先生役」を演じる方の存在の大きさを実感したんです。特に、日曜劇場『御上先生』(TBS系)でご一緒した松坂桃李さんは、生徒役の誰よりも体力があって、腰も低くて。役者としても人間としても、本当に尊敬できる方です。
――奥平さんご自身も、将来は先生役をやってみたいですか?
奥平:はい。この仕事をしてきて、初めてやりたいと思った役が先生でした。まだ年齢的に早いですが、もう少し歳を重ねて、次の世代の子たちが出てきた時に先生役ができたらなと思います。自分が生徒役だったときの先生方の気持ちがわかるかもしれないし、ある種の答え合わせができたら面白そうだなと思っています。
■放送情報
夜ドラ『税金で買った本』
NHK総合にて、毎週月曜から木曜22:45〜23:00放送(全32話)
NHK ONE(新NHKプラス)にて同時・見逃し配信予定
出演:奥平大兼、西野七瀬、青木マッチョ(かけおち)、磯山さやか、大友花恋、入山法子、菊池和澄、新原泰佑、下川恭平、川島明(麒麟)、平山浩行、矢田亜希子
原作:ずいの・系山冏
脚本:坂口理子
演出:村松弘之、坂梨公紀
音楽:吉川慶
プロデューサー:古和田早紀(東阪企画)
制作統括:内丸摂子(東阪企画)、熊野律時(NHK)
写真提供=NHK
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<応募締切>
9月10日(木)