創設メンバー視点のアナザーストーリー 『セックス・ピストルズ 破壊の設計図』10月2日公開

 セックス・ピストルズの創設メンバーであるグレン・マトロックの視点からバンドを振り返るドキュメンタリー映画『I Was A Teenage Sex Pistol(原題)』が、『セックス・ピストルズ 破壊の設計図』の邦題で10月2日より新宿武蔵野館ほかにて公開されることが決定。あわせて特報映像とティザーポスターが公開された。

 本作は、セックス・ピストルズの知られざる裏側を描いたドキュメンタリー映画。セックス・ピストルズは、1970年代後半のロンドン、停滞したロックシーンを真っ向から否定したパンクロックバンド。デビューアルバム『勝手にしやがれ!!』は、全世界で大ヒットを記録した。しかし、アルバム発売から間もなく、最後のライブで「だまされた気分になったことはないか?」と言い放ち、ヴォーカルのジョニー・ロットンが脱退、バンドは解散に。ベースのシド・ヴィシャスは、恋人ナンシー殺害容疑の渦中に、薬物の過剰摂取により21歳の若さで死去。その刹那的な生涯は伝説となり、永遠のパンクアイコンとして神話化されていく。

 しかし、この物語には、“策士”マルコム・マクラーレンと、後に世界的デザイナーとなるヴィヴィアン・ウエストウッドによる“台本”が存在した。そして、アルバム収録曲、実に12曲中10曲を手がけたにもかかわらず、この“台本”から消された男、初代ベーシストのマトロックの存在がある。本作では、その“悲運の男”マトロックが、狂乱の全てを語りつくす。当時のライブ映像や関係者インタビュー、さらにマトロック自身のライブパフォーマンスも収録。ショービジネスにおける虚と実、表現と商業主義のせめぎ合いを描き出す。

映画『セックス・ピストルズ 破壊の設計図』特報

 公開された特報映像は、インタビュアーがマトロックに「ピストルズの多くの曲は、本当はあなたが作ったって?」と、その真実に迫る質問を投げかけるシーンから幕を開ける。当時の貴重なライブ映像が映し出される中、ラストで切り取られるジョニーの虚ろな表情が意味するものとは。結成から解散までのわずか数年間に何が起き、どのような真実が隠されていたのか。

 あわせて公開されたティザーポスターは、「だまされた気分になったことはないか?」という挑発的なコピーとともに、マトロックを中心とした初期セックス・ピストルズのメンバーの姿が大胆に描かれている。

■公開情報
『セックス・ピストルズ 破壊の設計図』
10月2日(金)より、新宿武蔵野館ほか全国にて公開
出演:グレン・マトロック、ジョニー・ロットン、シド・ヴィシャス、スティーヴ・ジョーンズ、ポール・クック、クリス・スペディング、デボラ・ハリー、 ビリー・アイドル、ウェイン・クレイマー、ケニー・ジョーンズ、ファット・マイク、トレイシー・ガンズ、リチャード・ストレンジ
監督:アンドレ・レリス、ニック・ミード
原作:グレン・マトロック著『I Was a Teenage Sex Pistol』
製作:グレン・マトロック、ニック・ミード、アンドレ・レリス、ジェシカ・ルッソ
提供:ニューセレクト
配給:スターキャットアルバトロス・フィルム
2025年/アメリカ/英語/96分/原題:I Was A Teenage Sex Pistol
©2025, I WAS A TEENAGE SEX PISTOL PRODUCTION, LLC ALL RIGHTS RESERVED
公式X(旧Twitter):https://x.com/albatros_music

関連記事