『アベンジャーズ/ドゥームズデイ』『X-MEN』など新情報続々発表 今後のMCUを徹底解説
こんにちは、杉山すぴ豊です。ここ最近のマーベルやアメコミヒーロー映画およびジャンル映画まわりのニュースや気になった噂をセレクト、解説付きでお届けします!
この夏、『サンディエゴ・コミコン2026(SDCC)』→『スパイダーマン:ブランド・ニュー・デイ』公開→『D23:アルティメット・ディズニーファン・イベント2026』と、マーベル・シネマティック・ユニバース(MCU)まわりで大きな発表がありました。それらから見えてくるMCUのこれから、そして『アベンジャーズ/ドゥームズデイ』の予告編解説などをお届けします(なお『D23』ではドラマ『ヴィジョンクエスト』の発表もありましたが、ここでは映画作品について取り上げます)。
この夏、MCUでなにが発表されたか?
まずこの夏、何が発表されたかをまとめてご紹介しましょう(日付はいずれもアメリカ現地時間です)。
●7月24日の『SDCC』のマーベル・スタジオのパネルにて以下が発表
『ゴーストライダー(原題)』2028年公開(出演:ライアン・ゴズリング、監督:ショーン・レヴィ)
『ブラックパンサー3(原題)』2028年12月15日公開(出演:デヴィッド・ジョンソン、レティーシャ・ライト、監督:ライアン・クーグラー)
会場限定で『アベンジャーズ/ドゥームズデイ』の新予告編解禁
●7月31日公開の『スパイダーマン:ブランド・ニュー・デイ』にてセイディー・シンク演じるキャラの正体が判明
●8月14日の『D23』のマーベル・スタジオのパネルにて以下が発表
『X-MEN(原題)』2028年5月5日公開(出演:セイディー・シンク、キット・コナー、サマラ・ウィーヴィング、インディ・ナヴァレッテ、クリストファー・アボット、マヤ・ボイド、アダム・ドライバー、監督:ジェイク・シュライアー)
『アベンジャーズ/ドゥームズデイ』の新予告編正式に解禁
なぜ『X-MEN』は『SDCC』で発表されなかったのか?
ここで注目したいのは『X-MEN』の発表です。『SDCC』と『D23』まで1カ月も間が空いていません。
そして今までの例でいうと『SDCC』で映画、『D23』でドラマの発表と、なんとなく棲み分けていたのですが、今回は映画の『X-MEN』の発表を『D23』に持ってきたのです。筆者は『SDCC』の方には参加し、この時のパネルは多いに盛り上がったのですが、期待していた『X-MEN』についての発表がなかったとの声も聞こえました。それはなぜか?
実はここに『スパイダーマン:ブランド・ニュー・デイ』の公開が『SDCC』の後だったという理由があります。なぜなら『スパイダーマン:ブランド・ニュー・デイ』公開まで、セイディー・シンクの役柄は秘密だったのです。これがあったから『SDCC』では『X-MEN』の発表をあえてしなかったのではないでしょうか。
2028年からのMCU展開
今回、『SDCC』『D23』で発表された3作品が2028年公開というのは注目すべきことです。
というのも、現状、『アベンジャーズ/ドゥームズデイ』2026年12月18日公開、『アベンジャーズ/シークレット・ウォーズ』2027年12月17日公開です。恐らくこの2作品で、つまり2027年で、今までのMCUが大きく変わることが予想されます。その後、『X-MEN』2028年5月5日公開、『ゴーストライダー』2028年のどこかで公開、『ブラックパンサー3』2028年12月15日公開となります。
ここでポイントになるのは、『ブラックパンサー3』がいまの『ブラックパンサー』映画2作と地続きということです。
なにを言いたいのかというと、『シークレット・ウォーズ』で、“今までのMCU”を完全リセットするのであれば、新ヒーローである『ゴーストライダー』や新しい『X-MEN』を登場させやすい。しかし“今までのMCU”のブラックパンサーの物語が継承されるのであれば、“今までのMCU”がちゃんと残るということです。これはMCUのキーマンであるケヴィン・ファイギが“『シークレット・ウォーズ』を経て、新しいMCUをスタートさせるわけではない”的な発言をしており、それを裏付けると思います。
いまのMCUはアース616という世界をメインに展開していますが、『シークレット・ウォーズ』の事件があって大きな変動はあろうともアース616は残って、ここで物語が続いていくのでしょう。
『SDCC』で『ブラックパンサー3』がアナウンスされた際、会場から大きく歓声があがったのは、“今までのMCU”がこの先もちゃんと残るという安心感かもしれませんね。