BEYOOOOONDS 平井美葉×高野洸が得た“生き方のヒント” 初共演で判明した意外な共通点も

高野洸が学んだ「焦らないこと」の大切さ

(左から)平井美葉、高野洸

――それぞれ悩みや葛藤を抱えた役どころでしたが、演じる上で意識されたことは?

平井:舞台のような少しデフォルメした表現だと、日常を切り取った本作のような映像には通用しないと感じていました。だから台本を読んでからは、日常の中で自分が悩んだり立ち止まったりしたときに、「自分は今どんな筋肉の使い方をしているんだろう? 呼吸はどうなっているんだろう?」と、自分自身の身体を観察するようになりました。

――役への共感もありましたか?

平井:日奈が回想シーンで見せる「がんばりたいのに、がんばれない」という状況や葛藤は、環境は違いますが、すごく理解できました。私という人間を通して、日奈の感情を純度高くアウトプットできるように意識しました。

高野:僕が演じた大悟も、プライドや「こうあるべきだ」という理想に縛られて、周りに対して素直になれない部分がある人物なんです。シェアハウスに来たのも自分の本来望んだ形ではなかったのですが、そういう屈折した感情は、誰もが共感できる部分だと思っています。他者と関わる時の距離感や案配を探りながら演じるのは、すごく興味深いプロセスでした。

平井美葉

――本作を通して、ご自身の価値観や日々の過ごし方に変化はありましたか?

平井:このシェアハウスは、日奈にとって「失敗してもいい場所」なんです。がんばることも、がんばらないことも、住む人自身の気持ちをそのまま尊重してくれる。作品を通して「がんばらないことも、自分が選んでいい権利なんだ」と気づかされました。私自身、何事も準備を完璧にしたいタイプなのですが、それが必ずしも良い結果に繋がるとは限らなくて。ちゃんと「がんばらない案配」を見極めることこそが、自分にとって最良の結果を生むんだなと実感しています。

――本業はBEYOOOOONDSとしてのアイドル活動ですが、平井さんの本作での佇まいを見て「もっとお芝居を見たい」と感じた視聴者も多いと思います。今後の俳優活動への意欲はいかがですか?

平井:技術がどうとか口にできる立場ではないのですが、気持ちとしてはこれからもすごくお芝居をやらせていただきたいです! 私はアイドルですが、「自分自身を見てほしい」というよりは、「自分という媒体を通して作品の熱量やメッセージを純度の高い状態で届けたい」という想いが強くて。舞台でもそういった手応えを感じる瞬間があったので、これからも一つひとつの作品や役柄にどこまでも真摯に向き合っていきたいです。

高野洸

――高野さんは、今回の作品を通してどんな学びがありましたか?

高野:「焦らないこと」の大切さです。世の中にはいろいろな人がいて、それぞれの歩幅や道順があります。他人と比べても良い方向に進むことは滅多にないからこそ、比べずに自分のリズムで人生を歩んでいくことが大切なんだと改めて教えられました。

――高野さんは俳優活動のみならず、アーティスト活動、服のプロデュース、ゲーム配信など多岐にわたってご活躍されていますね。今後新しく挑戦してみたいことはありますか?

高野:本当にありがたいことに、やりたいと思ったことは大体挑戦させてもらっています(笑)。ゲーム配信も服作りもいま実現できていますし、アーティスト活動も続けられているので、今は「新しくこれをやりたい!」というより、いろいろな機会をいただけている現状を全力で楽しんでいます。

■放送情報
『がんばって、がんばらない』
日本映画専門チャンネルにて、8月7日(金)21:00~ほか放送(本編後メイキング番組あり)
出演:平井美葉、高野洸、森高愛、吉沢太陽、安井謙太郎、関めぐみ、有野晋哉
監督:上坂龍之介
脚本:土井涼介、上坂龍之介
主題歌:楓子「こころふわり」 作詞作曲:楓子(LINKsRING)avex creators labo “muchoo”
©日本映画放送
特設サイト:https://www.nihon-eiga.com/osusume/ganbatte-ganbaranai/

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