クリストファー・ノーランこだわりの「トロイの木馬」も 『オデュッセイア』新場面写真
9月11日に公開されるクリストファー・ノーラン監督の新作映画『オデュッセイア』の新場面写真が公開された。
本作は、古代ギリシャの詩人ホメロスによる英雄叙事詩『オデュッセイア』を『オッペンハイマー』のノーランが脚本・監督を務め映画化したアクション大作。20年越しの念願の映像化についてノーラン監督は、「この物語は3000年もの間、世代を超えて人々を魅了してきた。これは単なる“ひとつの物語”ではない。“物語そのもの”なんだ」と語っている。製作は、エマ・トーマスとノーラン監督の制作会社シンコピーが手がけた。
映画史上初めて全編でIMAXカメラを使用した撮影は、モロッコ、ギリシャ、イタリア、アイスランド、スコットランドなど世界各地で行われ、本作のために特別に開発された新技術も用いられている。
イタケーの王であるオデュッセウス役を『オデッセイ』のマット・デイモンが演じるほか、トム・ホランド、アン・ハサウェイ、ロバート・パティンソン、ルピタ・ニョンゴ、ゼンデイヤ、シャーリーズ・セロンらがキャストに名を連ねる。
公開された新たな場面写真では、険しく連なる山々をイタケ王国から見つめる、オデュッセウスの息子のテレマコス(トム・ホランド)と妻ペネロペ(アン・ハサウェイ)の姿が捉えられている。夫であり父親である英雄の生存を信じ、実に20年もの間、留守宅を守り続けてきた2人。その眼差しからは、過酷な運命に耐えながら愛する人の帰還を待ちわびる、本作の切なくも力強い人間ドラマの幕開けを予感させる。その家族の元へ還るため過酷な試練に立ち向かうのが、主人公オデュッセウス(マット・デイモン)。荒涼とした広大な大地に佇む彼の傍らには、神秘的なオーラを放つ女神アテナ(ゼンデイヤ)の姿が写し出されている。
しかし、オデュッセウスが命がけの帰路を急ぐその裏で、故郷イタケの留守宅には不穏な影が忍び寄る。不在の妻ペネロペと結婚し、イタケ王国を統治すると固く決心している求婚者アンティノオス(ロバート・パティンソン)だ。故郷でのドラマと並行して描かれる、オデュッセウスが自軍の兵士たちを率いるカットも公開された。
そして、本作の圧倒的なスケールを物語る、海辺に巨大な姿を現す「トロイの木馬」のカットも。歴史上最も有名なこの伝説の木馬は、本作でも最大級のスペクタクルとして劇中に登場する。ノーラン監督が長年に渡り構想し、今回の撮影のために実物大の木馬を砂浜に建造した。内部へ自ら入り込んで画角を徹底的に追求し、デイモンら俳優陣や撮影監督とともに、波が打ち寄せる中での過酷な撮影に挑んだという。
■公開情報
『オデュッセイア』
9月11日(金)公開
出演:マット・デイモン、トム・ホランド、アン・ハサウェイ、ロバート・パティンソン、ルピタ・ニョンゴ、ゼンデイヤ、シャーリーズ・セロン
監督・脚本:クリストファー・ノーラン
製作:エマ・トーマス、クリストファー・ノーラン
配給:ビターズ・エンド、ユニバーサル映画
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