井筒和幸新作『国境』2027年公開決定 伊藤英明×染谷将太のオール関西ロケがクランクアップ
伊藤英明と染谷将太がW主演を務める井筒和幸監督の新作映画『国境』がクランクアップを迎え、2027年に公開されることが決定した。
本作は、小説家・黒川博行による“疫病神シリーズ”の一作『国境』を実写映画化するノワールアクション。大阪のヤクザ・桑原と建設コンサルタント・二宮がバディを組み、アウトロー2人が悪党を相手に暴れ回る同シリーズ。第5作『破門』は第151回直木賞を受賞しており、映像化作品も多数存在する。なかでも『国境』は、そのスケールから原作者の黒川自身も映像化不可能と考えていた一作だという。
本作では、騙された金を取り返すため、桑原が二宮を連れて北朝鮮に密入国し、高飛びした詐欺師を追う。“国境破り”の先で、異国の地に待ち受けるものとは。
監督を務めたのは、『パッチギ!』などで知られる井筒。W主演には、桑原保彦役で伊藤、二宮啓之役で染谷が起用された。撮影は2月28日にスタートし、大阪、兵庫、京都、和歌山、滋賀の関西各地で40カ所以上、約2カ月にわたるオール関西ロケが行われ、5月初旬にクランクアップを迎えた。
4月16日には大阪・あべのハルカスにて、伊藤、染谷、井筒に加え、原作者・黒川博行も参加する異例の“撮影中”会見が実施された。インフルエンサーのエキストラや炊き出しでの参加もあり、公式SNSでは日々の撮影の様子が発信されてきた。
あわせて、伊藤のオールアップ直後に撮影された、伊藤、染谷、井筒監督の3ショットスチールも公開された。
また、大阪と北朝鮮を股にかける物語であることから、韓国人キャストも出演。詳細は今後発表される予定だ。
コメント
伊藤英明(桑原保彦役)
毎日、毎日、濃密な楽しい時間を過ごせたなと思っています。
監督や染谷さんをはじめスタッフ、キャストの方々と過ごす日々がなくなるのは寂しいですが、いま自分にできることをやり遂げられたなという達成感があります。とにかく、作品の出来上がりが今から楽しみで仕方ありません。関西のいろいろなところを巡って、ボランティアスタッフ・エキストラや、時には夜遅い撮影での炊き出しなどの協力もいただき、地元の方々の支えが力になりました。
染谷将太(二宮啓之役)
撮影が始まった当初は、毎日山場になっていて、この戦いはどうなっていくんだろう、という気持ちでスタートしました。それでも、気がついたらあっという間にアップの日を迎えていて、関西でのこの2ヶ月間の日々は一夜の夢だったのかな、という気分です。地域の方のご協力で、普段は撮影できないような場所も行きましたし、各地で井筒監督が大好きという方にもたくさん出会いました。この『国境』という映画を応援してくださる方のお力があって実現した撮影だったと思います。
村岡伸一郎(プロデューサー/K2 Pictures)
2ヶ月間の関西ロケを思い返すと「楽しかった!」の一語に尽きるのですが、撮影序盤は本当にハプニング続きで、過酷な環境も相まって「これ本当に撮り切れるかな?」と思ってしまうほどでした。そんな現場を力強く引っ張ってくれたのが主演のお二人でした。二人がいつも前向きに、作品に対して真摯に向かってくれていたので本当に助けられました。また、そんな二人を見つめる井筒監督の熱い視線と関西のノリとユーモアで笑いの絶えない現場になり、様々な苦難を乗り切ることができました。そして、怒涛のように駆け回った関西各地で、多くの地元の人たちに暖かく支えていただき、本当に感謝しております。関西ロケじゃなかったら乗り越えられなかったんじゃないかと本気で思っています。関西発!井筒監督待望の新作が誕生する日を楽しみにお待ちいただければと思います。
■公開情報
『国境』
2027年公開
出演:伊藤英明、染谷将太
監督:井筒和幸
脚本:吉田康弘
原作:黒川博行『国境』(文春文庫)
企画:紀伊宗之
プロデューサー:村岡伸一郎
製作・配給:K2 Pictures
©2027 K2 Pictures
公式サイト:https://k2pic.com/film/border/
公式X(旧Twitter):https://x.com/kokkyo_movie0