大泉洋が宮﨑あおいの“かわいさ”に嫉妬!? 野木亜紀子と振り返る『ちょっとだけエスパー』
「俺の半年は、一生分だった」――切ないあの最終回から、約半年。主演・大泉洋×脚本・野木亜紀子という最強タッグで話題をさらったジャパニーズ・ヒーロードラマ『ちょっとだけエスパー』(テレビ朝日系)が、Blu-ray&DVD(6月3日発売)となって帰ってくる(テレアサショップでの予約・購入者にはオリジナル特典「泣く泣くお蔵入りになった幻のシーン集」ミニブックが付属)。
特典映像には、撮影現場の熱気が伝わるメイキングやクランクアップ集、制作発表記者会見の模様に加え、大泉洋、宮﨑あおい、野木亜紀子によるスペシャル座談会も収録。ここでしか見られない裏話が詰まった、ファン必見の内容だ。
「まだまだ話は尽きない!」と大盛り上がりだった座談会の収録直後、その余韻のままスタートしたインタビューは、まさに“爆笑の延長戦”。野木が明かす、宮﨑への予想外の反響に、大泉のボヤキが止まらない場面も。読み進めるほどにBlu-ray&DVDの発売が待ち遠しくなるのはもちろん、「ぜひまたこのメンバーで作品を作ってほしい」と期待が高まる、息ぴったりの掛け合いをお届けする。(佐藤結衣)
宮﨑あおいよりも「かわいい」と言われたかった大泉洋の奮闘劇
――久しぶりに再会されて、いかがですか?
大泉洋(以下、大泉):さみしいなと感じていたところだったので、ちょうどよかったですよ。他の作品だったら忙しいのでと断ってたかもしれないけど、今回は喜んで来ました(笑)。
野木亜紀子(以下、野木):またそんなこと言って(笑)。
宮﨑あおい(以下、宮﨑):うれしいですよね。私も不思議と「まだ終わっていない」ような感覚がどこかにあって。定期的に会いたいなと勝手に思っていました。
大泉:「終わっていない」って言うわりには、髪型ものすごく変わっちゃったじゃないですか。
宮﨑:ふふふ。でも、また四季ちゃんになれるならいつでも戻しますよ! それくらい楽しかったですし、全9話があっという間でした。
大泉:そう、10話までやってほしかった。なんなら韓国ドラマみたいに24話くらいあってもね!
野木:でも、いざ24話ってなったら大泉さん、絶対「長い!」って言うでしょう(笑)?
大泉:ギャハハハ。その通り、何やったって私は文句を言うんです!
――最終回のオンエア後、どのような反響がありましたか?
野木:個人的に驚いたのが、若い層を中心に「宮﨑あおいを初めて知った! すっごいかわいい」という声が多かったことですね。宮﨑さんの民放での連ドラ出演が久しぶりだったからこその新鮮な驚きがあったようです。
宮﨑:私も普段あまり連絡を取らない方から「面白い」とメールをいただきました!
大泉:やっぱり「かわいい」とも言われたんでしょう?
宮﨑:う、うーん……、はい。とてもありがたいことに言っていただきました(苦笑)。
大泉:僕もね、第1話放送後に「どれだけみんな僕のことを褒めてくれているかな」って期待しながら反響をチェックしたら「宮﨑あおいがかわいい」ばっかりで! 悔しいから次の日の撮影で芝居を「かわいく」寄せてやりましたよ。そしたら、プロデューサーから「キャラ変えるのやめてください」って怒られましてね。
――大泉さんのもとには、Snow Manの目黒蓮さんからも感想が来たそうですね。
大泉:役者仲間としてお互いの作品の感想を言い合っていたんですが、最終回後に彼からこう来たんですよ。「四季さんが、岡田将生さんよりも大泉さんを思わず選んでしまう、ということに説得力を持たせるお芝居がやっぱりすごい」って。
野木&宮﨑:おお〜!(拍手)
大泉:彼は本当にいい子だし、決して人を腐したりしないから、きっと純粋に僕を褒めてくれているっていうのはわかる。でもね、その褒め言葉の前提に「“岡田将生よりブサイクな大泉さんが勝つなんてすごい”という意味が隠されているぞ!」って教えてやったんですよ。そしたら「笑笑笑。もちろんそんなことないです。大泉さんはカッコいいです」って!
野木:でも私は、大泉さんがもともとシュッとしてカッコいいのを知っていますよ。以前ドラマ『ラッキーセブン』(2012年/フジテレビ系)でご一緒したとき、「大泉さんってカッコいいんだなあ!」と思いましたし。今回の役だって、大泉さんならカッコよく演じてくださると思っての“あて書き”ですから。
大泉:そういえば、放送前の囲み取材では「大泉さんには“エレジー”が似合う」ともお話されていましたよね? ちょっと悲哀のある感じがいいって。
野木:いいましたね。大泉さんも、そういうお芝居がお好きなんじゃないかなって。
大泉:好きですねぇ(笑)。だから、あらためて振り返るとこの文太というキャラクターは、非常に僕らしい役でしたね。決まりきらない感じっていうのが。でも、僕の周りでは「文太には幸せになってほしかった」っていう声もありましたよ。僕自身も、そう思ってないっていったら嘘になりますけど。
宮﨑:そうですよね。ぶんちゃんは、四季ちゃんとの思い出を持ったまま、この先も生きていかなきゃいけないわけじゃないですか。ぶんちゃん目線でこの物語を観たら、とっても切ないですよね。
大泉:あなたはいいですよ、忘れてるんだから!
野木:(笑)。でも、何が幸せかってことですよ。恋愛関係が成立することだけが幸せではないので。今にもビルから飛び降りそうになっていた文太が、四季への想いを胸に仲間と生きていく決意をしたと思うとね。
大泉:「俺の半年は一生分だった」って言ってましたしね。
野木:それに、最終回のあとは「四季ちゃんかわいい」から「ぶんちゃんカッコいい」ばっかりになってたじゃないですか。
大泉:たしかに。でもね、僕としてはやっぱり「かわいい」って言われたいわけですよ!