岡山天音が目指す“頭で考えた場所”ではない芝居 「奇跡のような瞬間を祈りながら」
岡田惠和の脚本にある“余白”
――本作の脚本はモノローグやト書きが非常に多いのが特徴です。岡山さんが思う岡田惠和さんの脚本の魅力は?
岡山:岡田さんの書かれる台詞は、僕らが普段使っている言葉と乖離していないんです。現実や人の体温にすごく基づいている。言葉の並びが人間の生理に近いからこそ、逆に演じる上での自由度が高いんですよね。綺麗に整備されすぎている台詞よりも、ずっと自然に口にできます。演じ方に対する「余白」がしっかり用意されている台本でもあります。モノローグやト書きが長く、「こういう感情がありつつ、でも別の感情もあって、最終的にはこうなる」と複雑な内面が書かれているのですが、それは俳優に対して「球を投げてもらっている」状態だと思っています。
――役者としてどう表現するのかが託されていると。
岡山:はい。それをどう表現するかは俳優に託してもらえているので、むしろ僕はすごく自由でいられる気がします。喋り言葉が生っぽいからこそ、作り物の台詞を口にするときの窮屈さがなく、現場でも本番中でも開放感を感じながら演じることができました。
――芝居でも私生活でも、“変わる”ことを岡山さんは大事にされているのでしょうか? 2026年への展望も含めて教えてください。
岡山:仕事の面でも、すごく変えていきたいですね。自分が何を求めて芝居をするのか、その方向性を変えてもいいのかなと考えています。僕自身、ベースとして「変容していくこと」に対してとてもポジティブなんです。良くも悪くも何かが変わる、形が変わっていくということを望んでいます。趣味など、何か新しいことも始めてみたいです。大人と呼ばれる年齢になり、自分の中で確立されていってしまう部分もあると思いますが、僕はそれをあまり望んでいません。変わり続けることのほうが、人生のいろんな味わいを楽しめて面白いんじゃないかなと思っています。
■放送情報
特集ドラマ『片想い』
NHK総合にて、3月26日(木)・27日(金)22:00~22:45放送(前後編)
NHK ONE(新NHKプラス)で同時・見逃し配信予定
出演:芦田愛菜、岡山天音、武田玲奈、矢柴俊博、羽田美智子、白石加代子ほか
作:岡田惠和
音楽:ジンジャー・ルート
制作統括:黒沢淳(テレパック)、高橋練(NHKエンタープライズ)、磯智明(NHK)
プロデューサー:池澤辰也(テレパック)
演出:津田温子(NHKエンタープライズ)
写真提供=NHK
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4月10日(金)