森カンナの連ドラ単独初主演に大興奮 『あやひろ』など代表作で培った“愛されキャラ”
森カンナが、4月6日より日本テレビ系“ドラマDEEP”で放送される『多すぎる恋と殺人』で主演を務めることが発表された。森は2024年と2025年に放送された『あやひろ』こと『彩香ちゃんは弘子先輩に恋してる』(MBS)シリーズで元日向坂46の加藤史帆とW主演を務めているが、単独で連ドラの主演に抜擢されたのは今回が初となる。
森カンナはすべてが“メロい”! 『あやひろ』『めおと日和』など大活躍の2025年
この夏、多くの感動を呼んだ連続ドラマ『彩香ちゃんは弘子先輩に恋してる2nd Stage』(MBS)。本作で元日向坂46の加藤史帆…本作は、「日テレシナリオライターコンテスト2023」で佳作を受賞した新人脚本家・澤田航太が手がけるラブ×コメディー×サスペンス。森演じる警視庁捜査一課の刑事・谷崎真奈美は50人の恋人、通称“マイラブ”たちと人生を謳歌している。だが、あるときから真奈美と関係を持った男性たちが次々と殺害される事件が発生。その真相を、真奈美と彼女に片思いする後輩刑事が追っていく物語だ。
2008年に俳優としてデビューして以降、ほとんど途切れることなく映画やドラマに出演し、先述した『あやひろ』であらためて脚光を浴びた森。同作は大人気コミックを原作としたガールズラブコメディで、森は主人公の彩香(加藤史帆)が一途な恋心を寄せる職場の先輩・弘子を演じた。上司にも後輩にも慕われるキャリアウーマンで、プライベートではレズビアンバーにナンパに繰り出す生粋の女好き。一方で、過去の恋愛でトラウマを負っており、内心では惹かれている彩香からの積極的なアピールも必死にかわそうとする。そんな弘子を、森が演じることの説得力といったらない。スラリと伸びた手足が映えるスーツ姿も、余裕のある佇まいも、爽やかな笑顔も一目で恋に落ちるには十分だ。また彩香に翻弄される弘子をコミカルに演じたかと思えば、傷ついた過去が見え隠れする不安げな表情で見る者の守りたいという気持ちを刺激する。カッコよさもかわいさも面白さも兼ね備えている森は、この役に適任も適任だった。
『まどか26歳、研修医やってます!』(TBS系)では、主人公のまどか(芳根京子)ら女性研修医のロールモデル的な存在となる乳腺外科医・内田を好演。これもまた森にしか演じられない役だったように思う。外科医として優秀な腕と患者一人ひとりに丁寧に向き合う姿勢を持ち、気取ったところが一切なく、研修医にもフランクに接する内田。その裏では2人の子どもの育児に追われる彼女の、仕事と家庭でのギャップや、1人の女性として悩み、葛藤する様を森は実に繊細に演じていた。
森はサバサバした性格であることを公言しており、近年は自身のパーソナリティに近い役柄でオファーされている傾向にあるが、以前はいわゆる“女性らしさ”を全面に出した役を演じることも多かった。例えば、『ショムニ2013』(フジテレビ系)で演じた美鈴はいつも周りに数多くの男性社員をはべらせている。森はぶりっ子しぐさを躊躇いなく織り交ぜて美鈴をキュートに演じており、一見すると典型的な小悪魔女子に見えるかもしれない。だが、周りの目など気にせず、自分のスタンスを維持する彼女は侍のようで、どんどんかっこよく見えてくるのだ。『いつかティファニーで朝食を』(日本テレビ系)で森が演じた典子も自分の欲望に忠実で、家庭がある男性と交際しているが、決して悪女ではなかった。心のどこかでは誰にも愛されない孤独や「自分には何もない」という焦燥感を抱いており、笑っていてもどこか痛ましさが滲む。
つい周りを魅了してしまう人を演じるのは、案外難しい。どうしても“モテる”という設定をとってつけたようなフィクショナルな人物になってしまうからだ。だが、森が演じるとどの役もステレオタイプに陥らないのは、彼女自身にそれだけの魅力があるのはもちろんのこと、しっかりと役を掘り下げ、その人の本質的な部分を抽出して可視化しているからだろう。「50人の恋人がいる刑事」という設定もなかなかに突飛だが、森なら説得力、かつどこか現実に存在していそうな余地をもたせられるのではないだろうか。
また、複数人の恋人がいるということは、すなわち誠実ではないということを意味するわけではない。真奈美は「人を傷つける恋愛はしない」というマイルールを持っており、森もコメントで「真奈美は自由奔放で恋多き女性ですが、恋人一人ひとりの血液型や星座、誕生日などもすべて把握していて、ちゃんと全員に本気で恋をしています」と明かしている。恋愛に依存しているというよりは多くの人に真心を持って接する愛情深い女性なのだろう。森自身も多くの人を愛し、愛される存在である。1月31日には自身初のファンミーティング「今夜は渋谷で森カンナと」を開催し、観客に多種多様な企画を届けた。当日は広い会場を多くのファンが埋め尽くし、プライベートで親交のある吉高由里子、ハリセンボンの近藤春菜、『あやひろ』の上浦侑奈プロデューサーや枝優花監督らが駆けつけるなど、改めて森の愛されっぷり、さらには彼女のサービス精神が伝わるイベントとなった。それだけに「もしかして当て書き?」と思ってしまうほど、『多すぎる恋と殺人』のストーリーラインや主人公の設定は森のために用意されたかのようだ。この春は、再び森カンナフィーバーが起こる予感しかしない。
■放送情報
ドラマDEEP『多すぎる恋と殺人』
日本テレビ系全国ネット月曜プラチナイト枠にて、4月6日(月)スタート 毎週月曜24:24~24:54放送
TVer、Huluにて、毎話放送後配信開始
出演:森カンナ
脚本:澤田航太
音楽:日向萌
演出:大谷健太郎、林雅貴、兵藤和宏
制作:関根龍太郎
プロデュース:小林拓弘
プロデューサー:榊原真由子、馬場三輝(ケイファクトリー)
制作プロダクション:ケイファクトリー
製作著作:日本テレビ
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