『ひらやすみ』正月一挙再放送決定 岡山天音「自分にとって代えがたい出来事でした」

 NHK夜ドラ『ひらやすみ』が、2026年1月1日深夜と1月2日深夜の2夜連続で一挙再放送されることが決定した。

 本作は、真造圭伍の同名漫画を原作としたヒューマンドラマ。東京・阿佐ヶ谷の一軒家を舞台に、元俳優で現在は定職なし、恋人なしの自由人・生田ヒロト(岡山天音)と、山形から上京してきた18歳のいとこ・小林なつみ(森七菜)との同居生活を中心に、不動産会社勤務の立花よもぎ(吉岡里帆)ら周囲の人々の日常を温かく描き出した。

 第1夜となる2026年1月1日は、23時25分から26時27分まで第1回から第12回を、第2夜となる1月2日は、24時10分から26時11分まで第13回から第20回(最終回)が放送される。また、1月2日26時11分からはNHK ONE(新NHKプラス)で全話配信も予定されている。

 再放送決定にあたり、主演の岡山天音は「元より心打たれていたひらやすみという作品のヒロトを、ドラマを通じて演じられた事は自分にとって代えがたい出来事でした」と振り返り、「お正月のまったりとした空気を、澄んできらきらしたひらやすみの世界と一緒に過ごしていただきたいです」とメッセージを寄せた。

 制作統括の坂部康二は、「『心が疲れたときに、何度でも見返したい』と作品を心の防波堤のように感じてくださった方……。そんな言葉の数々に、わたしたち自身が救われています」と視聴者への感謝を述べ、「新年のすこしゆるんだ空気のなかで放送されるのも、なんだか『ひらやすみ』らしいのかなとも思ったりしています」とコメントしている。

コメント

岡山天音(生田ヒロト役)

元より心打たれていたひらやすみという作品のヒロトを、ドラマを通じて演じられた事は自分にとって代えがたい出来事でした。
お正月のまったりとした空気を、澄んできらきらしたひらやすみの世界と一緒に過ごしていただきたいです。

坂部康二(制作統括)

思いがけないほどに早いタイミングで、みなさまのもとに帰ってこられることを、とてもうれしく思っています。たくさんの感想、届いています! 「ずっと見続けたい」「毎夜、心にしみる」とドラマの世界に浸ってくださった方、「心が疲れたときに、何度でも見返したい」と作品を心の防波堤のように感じてくださった方……。そんな言葉の数々に、わたしたち自身が救われています。視聴者のみなさまの励ましや応援のおかげで、こうして再放送が実現できたのだと感じております。しかも、お正月、1月1日と2日の夜!?と、驚きの気持ちもありますが、新年のすこしゆるんだ空気のなかで放送されるのも、なんだか『ひらやすみ』らしいのかなとも思ったりしています。もちろん、お正月でもお仕事や学業や育児やその他のことから離れられない方も、体と心に背負った荷物をちょっぴり下ろせそうなタイミングで、見ていただけたらうれしいです。
見逃していた方、もう一度見たい方、録画したかった方、ひとに薦めたい方。この機会にぜひ、“ひらや”でお会いしましょう。

■放送情報
夜ドラ『ひらやすみ』一挙再放送
NHK総合にて放送
第1夜:2026年1月1日(木・祝)23:25~26:27(第1回~第12回)
第2夜:2026年1月2日(金)24:10~26:11(第13回~第20回)
※NHK ONE(新NHKプラス)で同時・見逃し配信予定、1月2日(金)26:11〜全話配信予定
出演:岡山天音、森七菜、吉村界人、光嶌なづな、蓮佛美沙子、駿河太郎、吉岡里帆、根岸季衣 ほか
ナレーション:小林聡美
原作:真造圭伍
脚本:米内山陽子
音楽:富貴晴美
音楽プロデューサー:福島節
演出:松本佳奈、川和田恵真、高土浩二
制作統括:坂部康二、熊野律時
プロデューサー:大塚安希
写真提供=NHK

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