草彅剛の“紳士ぶり”を中村ゆりが称賛 『終幕のロンド』撮影現場では「おまっちゃさま」連発

 記者からの質問で、ドラマのサブタイトルにかけて「いつでも会えるけど、やっぱり会いたくなる存在」を聞かれ、草彅が答えたのは「西麻布の中華料理屋のおじさん」。「餃子を持ってくるとき『おまっちゃさまー』って言うんですよ。それが聞きたくて、餃子をたくさん頼んだ」と振り返った。中村ゆりが横から「剛さんは、現場でよく『おまっちゃさまー』って言ってます」と証言すると「なぜか出てくるんです。僕の琴線に触れるのかな」と不思議がった。

(前列左から)草彅剛、風吹ジュン、中村雅俊(後列左から)八木莉可子、塩野瑛久、古川雄大

 中村雅俊は、草彅から初監督を務めた映画『五十年目の俺たちの旅』について話題を振られて、「50年前にやっていたドラマの映画化で、その時の監督はもう亡くなっていて、すごくお世話になったので、今は会えないけれど、また会えたらいいな」としみじみ。風吹は「芸能生活を続けていても、皆さんご一緒する機会がなくて、草彅さんとはやっと会えたなと。またお会いしたいと本気で思います」と惜しんだ。

(前列左から)要潤、中村ゆり、草彅剛(後列左から)月城かなと、国仲涼子、八木莉可子、塩野瑛久

 共演者へのメッセージを尋ねられて、要が答えたのは草彅からのプレゼント。「撮影中にネルシャツのプレゼントをいただきました。剛さんは普段から古着が好きでおしゃれなんですが、僕も影響されて古着を着だしたんですが、季節の変わり目でネルシャツを探していたときにちょうどいただいたんです。恋愛に似た気持ちになりました」とときめいたそうで、古着屋で要のことを思い出したという草彅に「常に僕のことを思ってくれている」と喜んだ。

小澤竜心

 八木から小澤に対しては、動画で見たダンススキルを生で見たいとリクエスト。小澤は「ぜひやりたい」と意気込んだ。ダンス関連では、小澤は撮影中の草彅とのエピソードを紹介。「撮影の合間に、剛さんと目が合ってダンスバトルをしようと言われて、あの緊張感は味わえないです」と事務所の先輩に感謝。草彅は「俺、負けちゃったけどね」と残念がりつつ「また踊りましょう」と誘っていた。

 最後に、主演の草彅が「人生においていちばん価値があることって、いつもそばで笑ってくれたり、泣いてくれる人がいることじゃないかということを、このドラマを通して感じる部分が多かったんです。悲しみのそばには必ず誰かがいて、優しさを生んでくれるというか、そういう気持ちが芽生えたドラマです。観ていただけると心が温かくなる作品なので、ぜひ期待してご覧ください」と呼びかけて会見をしめくくった。

終幕のロンド ーもう二度と、会えないあなたにー

『デフ・ヴォイス 法廷の手話通訳士』の高橋美幸が脚本を手がけたヒューマンドラマ。遺品整理人である主人公が、遺品整理会社の仲間たちとともに、さまざまな事情を抱えた家族に寄り添っていく。

■放送情報
『終幕のロンド -もう二度と、会えないあなたに-』
カンテレ・フジテレビ系にて、10月13日(月)スタート 毎週月曜22:00~放送
※初回15分拡大
出演:草彅剛、中村ゆり、八木莉可子、塩野瑛久、長井短、小澤竜心、石山順征、永瀬矢紘、要潤、国仲涼子、古川雄大、月城かなと、大島蓉子、小柳ルミ子、村上弘明、中村雅俊、風吹ジュン
脚本:高橋美幸
演出:宝来忠昭、洞功二
演出・プロデューサー:三宅喜重
プロデューサー:河西秀幸、三方祐人、阿部優香子
音楽:菅野祐悟
制作協力:ジニアス
制作著作:カンテレ
©︎カンテレ
公式サイト:https://www.ktv.jp/shumaku-rondo/
公式X(旧Twitter):@shumaku_rondo
公式Instagram:@shumaku_rondo

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