『鬼滅の刃』上弦の鬼をもし実写化するなら？ 童磨役にもはや“本人”レベルの逸材も
玉壺
「刀鍛冶の里編」で活躍した上弦の伍・玉壺は、人間を殺害して芸術品とする“サイコパス”的な鬼で、人間とはかけ離れた見た目をしているのも特徴的。ビジュアルをCGや特殊メイクで補うことを前提として配役を考えるなら、最近大きな注目を浴びている河内大和の名前が思い浮かぶ。
河内といえば、8月29日に公開された映画『8番出口』で「歩く男」を演じている個性派の役者。ただ真顔で歩いているだけで観る者に衝撃を与えるその異様な存在感は、玉壺役にこの上なくふさわしいはずだ。
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妓夫太郎
続いて考えたいのは、「遊郭編」のメインキャラクターだった上弦の陸・妓夫太郎と堕姫の兄妹。戦闘中でも情念たっぷりの言動を見せる妓夫太郎役は、実力派俳優の柄本佑がハマるのではないだろうか。長髪のイメージが強いことや、すらりとした体格もさることながら、映画『シン・仮面ライダー』の一文字隼人／仮面ライダー第2号役で見せた泥臭い格闘シーンも妓夫太郎のイメージに近いように感じる。
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堕姫
また妹の堕姫は、遊郭に潜伏して人気花魁として君臨していた鬼という設定。そのキャストを妄想するなら、今をときめく俳優の今田美桜が適役だと思われる。
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獪岳
最後は「無限城編」で上弦の陸となっていた獪岳。我妻善逸と激しい戦闘を繰り広げる役どころだ。その妄想キャストとしては、身体能力が高く、アクションもできる人気若手俳優・八木勇征を挙げておこう。
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一人ひとりが強烈な個性をもっている上弦の鬼たち。もし実写化する際には、そのキャラ設定に負けないほど個性的な役者陣が揃うことになりそうだ。実写キャストを頭のなかで思い浮かべながら「無限城編」を鑑賞するのも面白いのではないだろうか。
■公開情報
『劇場版「鬼滅の刃」無限城編 第一章 猗窩座再来』
全国公開中
キャスト：花江夏樹（竈門炭治郎役）、鬼頭明里（竈門禰󠄀豆子役）、下野紘（我妻善逸役）、松岡禎丞（嘴平伊之助役）、上田麗奈（栗花落カナヲ役）、岡本信彦（不死川玄弥役）、櫻井孝宏（冨岡義勇役）、小西克幸（宇髄天元役）、河西健吾（時透無一郎役）、早見沙織（胡蝶しのぶ役）、花澤香菜（甘露寺蜜璃役）、鈴村健一（伊黒小芭内役）、関智一（不死川実弥役）、杉田智和（悲鳴嶼行冥役）、石田彰（猗窩座役）
原作：吾峠呼世晴（集英社ジャンプ コミックス刊）
監督：外崎春雄
キャラクターデザイン・総作画監督：松島晃
脚本制作：ufotable
サブキャラクターデザイン：佐藤美幸、梶山庸子、菊池美花
プロップデザイン：小山将治
美術監督：矢中勝、樺澤侑里
美術監修：衛藤功二
撮影監督：寺尾優一
3D監督：西脇一樹
色彩設計：大前祐子
編集：神野学
音楽：梶浦由記、椎名豪
主題歌：Aimer「太陽が昇らない世界」（SACRA MUSIC / Sony Music Labels Inc.）・LiSA「残酷な夜に輝け」 （SACRA MUSIC / Sony Music Labels Inc.）
総監督：近藤光
アニメーション制作：ufotable
配給：東宝・アニプレックス
©︎吾峠呼世晴／集英社・アニプレックス・ufotable
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