『ザ・スタジオ』は何部門受賞する? フレッシュさに欠ける第77回エミー賞主要部門を予想
ドラマ部門助演女優賞
★キャリー・クーン『ホワイト・ロータス / 諸事情だらけのリゾートホテル』(HBO/U-NEXT)
エイミー・ルー・ウッド『ホワイト・ロータス / 諸事情だらけのリゾートホテル』(HBO/U-NEXT)
パーカー・ポージー『ホワイト・ロータス / 諸事情だらけのリゾートホテル』(HBO/U-NEXT)
ナターシャ・ロスウェル『ホワイト・ロータス / 諸事情だらけのリゾートホテル』(HBO/U-NEXT)
⚫︎キャサリン・ラ・ナサ『ザ・ピット / ピッツバーグ救急医療室』(HBO/U-NEXT)
パトリシア・アークエット『セヴェランス』(AppleTV+)
ジュリアナ・ニコルソン『パラダイス』(ディズニープラス)
『ホワイト・ロータス』から4名ノミネート。その中でも抜きん出たキャリー・クーンを、『ザ・ピット』のベテラン看護師を演じたキャサリン・ラ・ナサが追う。今後『ザ・ピット』に助演大量ノミネート現象が引き継がれそう。
ドラマ部門助演男優賞
★ウォルトン・ゴギンズ『ホワイト・ロータス / 諸事情だらけのリゾートホテル』(HBO/U-NEXT)
サム・ロックウェル『ホワイト・ロータス / 諸事情だらけのリゾートホテル』(HBO/U-NEXT)
ジェイソン・アイザックス『ホワイト・ロータス / 諸事情だらけのリゾートホテル』(HBO/U-NEXT)
ザック・チェリー『セヴェランス』(AppleTV+)
ジョン・タトゥーロ『セヴェランス』(AppleTV+)
⚫︎トラメル・ティルマン『セヴェランス』(AppleTV+)
ジェームズ・マースデン『パラダイス』(ディズニープラス)
ここでも『セヴェランス』vs『ホワイト・ロータス』。エイミー・ルー・ウッドの熱演に免じて、ウォルトン・ゴギンズと予想。
コメディ部門助演女優賞
シェリル・リー・ラルフ『アボット・エレメンタリー』(ディズニープラス)
ジャネル・ジェームズ『アボット・エレメンタリー』(ディズニープラス)
⚫︎ライザ・コロン=ザヤス『一流シェフのファミリーレストラン』(FX/ディズニープラス)
キャサリン・オハラ『ザ・スタジオ』(AppleTV+)
⚫︎キャサリン・ハーン『ザ・スタジオ』(AppleTV+)
ジェシカ・ウィリアムズ『シュリンキング:悩めるセラピスト』(AppleTV+)
⚫︎ハンナ・エインビンデル『Hacks(原題)』(HBO/日本未上陸)
昨年受賞者のライザ・コロン=ザヤスは、シーズン3エピソード6の「ナプキンズ」が主演回なので今年受賞するのが筋だった。投票期間中に新シーズンを放送(配信)する「二毛作作戦」が裏目に出た。それを追うのが『ザ・スタジオ』のキャサリン・ハーン。タイトルロールを演じた『アガサ・オール・アロング』より生き生きしてる。
コメディ部門助演男優賞
エボン・モス=バクラック『一流シェフのファミリーレストラン』(FX/ディズニープラス)
マイケル・ユーリー『シュリンキング:悩めるセラピスト』(AppleTV+)
ハリソン・フォード『シュリンキング:悩めるセラピスト』(AppleTV+)
★アイク・バリンホルツ『ザ・スタジオ』(AppleTV+)
コールマン・ドミンゴ『フォー・シーズンズ』(Netflix)
ジェフ・ヒラー『サムバディ・サムウェア』(HBO/U-NEXT)
ボウエン・ヤン『サタデー・ナイト・ライブ』(Hulu)
『ザ・スタジオ』でタレントからの感謝スピーチを一気に受けたサル・サパースティン役のアイク・バリンホルツ一択。『ザ・スタジオ』はそれくらい業界内視聴率・人気が高い。
リミテッドシリーズ/TV映画部門助演女優賞
ディードル・オコンネル『THE PENGUINーザ・ペンギンー』(HBO/U-NEXT)
⚫︎エリン・ドハティー『アドレセンス』(Netflix)
クリスティン・トレマルコ『アドレセンス』(Netflix)
クロエ・セヴィニー『モンスターズ:メネンデス兄弟の物語』(Netflix)
⚫︎ジェニー・スレート『人生の最期にシたいコト』(FX/ディズニープラス)
ルース・ネッガ『推定無罪』(AppleTV+)
『アドレセンス』エピソード3で法廷心理学者を演じたエリン・ドハティーと、『人生の最期にシたいコト』で主人公の親友役を演じたジェニー・スレートのどちらかが受賞すると予想。スレートは、『エブリシング・エブリウェア・オール・アット・ワンス』のコインランドリー客からストップモーションアニメーション映画『マルセル 靴をはいた小さな貝』のマルセル役の声も担当するマルチコメディアン。
リミテッドシリーズ/TV映画部門助演男優賞
★オーウェン・クーパー『アドレセンス』(Netflix)
アシュリー・ウォルターズ『アドレセンス』(Netflix)
▲ハビエル・バルデム『モンスターズ:メネンデス兄弟の物語』(Netflix)
ロブ・ディレイニー『人生の最期にシたいコト』(FX/ディズニープラス)
ピーター・サースガード『推定無罪』(AppleTV+)
ビル・キャンプ『推定無罪』(AppleTV+)
『アドレセンス』で衝撃的な演技をみせた現在15歳のオーウェン・クーパーは、今作が演技初挑戦。次回作はエメラルド・フェネル監督の『嵐が丘』! 末恐ろしいスターの誕生である。