23世紀の火星でロボットが脱獄 フランス発SFアニメ映画『マーズ・エクスプレス』公開決定

 フランスのSFアニメーション映画『Mars Express(原題)』が、 『マーズ・エクスプレス』の邦題で2026年1月30日に日本公開されることが決定した。

 本作は、『AKIRA』や『GHOST IN THE SHELL / 攻殻機動隊』『パプリカ』など、いわゆる「ジャパニメーション」の作品・作家からインスピレーションを得たジェレミー・ペランによるアニメーション映画。第76回カンヌ国際映画祭公式招待を皮切りに、アヌシー国際アニメーション映画祭2023長編コンペティション部門に選出され、第52回アニー賞では長編インディペンデント作品賞ノミネートを果たしている。ペランは本作で長編監督デビューを果たした。太陽系の惑星の中で地球に最も環境が似ていると言われている火星を舞台に、“人間”と“ロボット”が共存するリアルな未来をオリジナルストーリーで描く。

 キャストには、『オークション ~盗まれたエゴン・シーレ』のレア・ドリュッケール、『毛皮のヴィーナス』のマチュー・アマルリック、『アストリッドとラファエル 文書係の事件録』のダニエル・ンジョ・ロベらが名を連ねている。

 あわせて公開されたティザービジュアルには、うず高く積まれた廃材の山にたたずむ様々な姿形をしたロボットが描かれており、山の頂点に立つ1体が宙に掲げた手からは光線が伸びている。「人間が私たちを捨てたんじゃない/私たちが捨てる」という核心めいた台詞、そして「ロボットが脱獄(ダツゴク)する」というコピーから、23世紀の火星で人間とロボットの間にただならぬ不穏な事態が起きていることを想起させる。

■公開情報
『マーズ・エクスプレス』
2026年1月30日(金)より、ヒューマントラストシネマ有楽町、ヒューマントラストシネマ渋谷、新宿武蔵野館ほかにて全国順次公開
出演:レア・ドリュッケール、マチュー・アマルリック、ダニエル・ンジョ・ロベ、マリー・ブーヴェ
監督:ジェレミー・ペラン 
提供:トムス・エンタテインメント 
配給:ハーク/トムス・エンタテインメント
2023/フランス/仏語/89分/カラー/ユニビジウム/5.1ch/原題:Mars Express/翻訳:横井和子/G
©Everybody on Deck - Je Suis Bien Content - EV.L prod - Plume Finance - France 3 Cinéma - Shine Conseils - Gebeka Films – Amopix
公式サイト: marsexpress.jp
公式X(旧Twitter): @marsexpress_jp

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