国上将大、西銘駿ら、『Love Sea』撮影秘話を明かす 「2週間同じ部屋で過ごしてました」

西銘駿ら、『Love Sea』撮影秘話を明かす

 8月11日よりフジテレビにて放送、FODで独占配信されるドラマ『Love Sea ~愛の居場所~』の完成披露上映イベントが8月7日にシネマート新宿にて開催され、キャストの国上将大、西銘駿、土生瑞穂、川津明日香、監督を務めた綾部真弥、原作者のMAMEが登壇した。

(左から)川津明日香、土生瑞穂、西銘駿、国上将大、綾部真弥、MAME

 本作は、南の島とバンコクを舞台に、正反対の生き方をしてきた2人が織りなすラブストーリーを描いたタイBLドラマ『Love Sea』(2024年制作)を日本リメイク版としてドラマ化したもの。『TharnType』や『Love in The Air』など多くのタイBLを手がけてきたMAMEが製作指揮を務め、監督は綾部をはじめ、灯敦生、のむらなおの3人がエピソードごとに担当。国上は島の人気ツアーガイド・武藤海心役、西銘は都会に暮らす人気恋愛小説家・楽本愛役、土生は愛の友人で女優の宇井姫花役、川津は愛の秘書・小椋ふみ役をそれぞれ演じる。会場に集まったファンが第1話の先行試写を観た上で、イベントは進行した。

MAME

 日本でのリメイクが決まった際の心境について、原作者のMAMEは「日本版で新しい視点から物語が解釈・表現されていることにとても光栄な気持ちですし、オリジナルの要素も大切にしていただけて嬉しいです」とコメント。続けて、作品に込めたテーマについては「この物語は“チャンス”と“愛”の物語です」と語り、「海心は幼い頃から苦労を重ねながらも、一生に一度のチャンスを迷わず掴もうとする少年。都会の小説家と島の少年が出会うという、現実には起こり得ない物語かもしれませんが、その中でチャンスを掴む勇気を一番大事にしています。第1話では2人の“出会いのチャンス”を皆さんに目撃していただけたと思うので、これから物語がどう進んでいくのか、ぜひ楽しみにしていてください!」と呼びかけた。

国上将大

 また、国上&西銘ペアがお互いの第一印象を尋ねられると、国上は「初めて会った日は、ダイビングの練習シーンで、プールでの顔合わせでした。僕が先に現場についていて、しゅん君(西銘)が入ってきたんですが、めっちゃ肌が白いなと思って(笑)。服装も上下金髪だったので、白いもやが入ってきたのかと思いました」と会場の笑いを誘いながら回想。「でも、近くで見たら“愛さん”にしか見えなくて、『本物が来た!』って感じでした」と印象を語った。西銘は「本当に頼れる男らしいイメージでした。最初がダイビングの練習だったんですが、危険なシーンもある中で、海心(国上)に助けられる場面も多くて。『僕に任せて』と言ってくれて、練習を重ねるうちに“この人なら絶対助けてくれる”っていう信頼感が生まれました」と役を超えた信頼関係を明かした。

西銘駿

 さらに西銘は、島での撮影について「実は2週間、国上さんと同じ部屋で過ごしていました」と裏話を披露。国上も「僕、愛さんが泊まっていた部屋にそのまま泊まっていたんですよ」と付け加えると、会場からは驚きと拍手が起こった。西銘は「本当に“島で暮らしていた”感覚でした。しゅん君が夕飯を作ってくれたり、僕が朝ごはんを作ったりしていて、同棲じゃないですけど(笑)、そんな生活でした」と振り返る。「島のホームページに『コンビニはありません』って最初に書いてあるくらいで、気軽に飲みに行けるような環境じゃなかったので、朝から撮影して、帰ったら台本の読み合わせをして、また朝から……っていう毎日を繰り返していました。24時間ずっと一緒にいたからこそ、本当に仲良くなれました」と濃密な撮影期間を語った。

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