ライアン・ゴズリング『プロジェクト・ヘイル・メアリー』2026年公開 予告&ポスターも

 ライアン・ゴズリング主演映画『Project Hail Mary(原題)』が、『プロジェクト・ヘイル・メアリー』の邦題で2026年に日本公開されることが決定。あわせて予告編とポスタービジュアルが公開された。

 原作は、『火星の人』が『オデッセイ』として映画化されたアンディ・ウィアーの同名SF小説。2021年5月の刊行直後に、ニューヨーク・タイムズのベストセラー・リスト1位を獲得し、ロサンゼルス・タイムズやウォールストリート・ジャーナルと名だたる大手媒体でもベストセラー・リスト入り常連となり、わずか半年でミリオンセラーを達成した。日本では2021年12月に早川書房から刊行されると、日本国内でも優秀なSF作品およびSF活動に贈られる第53回星雲賞海外長編部門を受賞した。

 そんな人気原作の映画化を最も強く推し進めたのは、本作で主演を務める『ラ・ラ・ランド』『ブレードランナー 2049』などのゴズリングだった。ゴズリングは刊行前の原稿を手にしてすぐに作品に夢中になり、読み終える前から「この壮大な物語を映画にするには、“彼ら”しか考えられない」と確信し、自ら『スパイダーマン:スパイダーバース』でアカデミー賞長編アニメーション賞を受賞した2人組クリエイターのフィル・ロード&クリストファー・ミラーの監督起用をスタジオに働きかけた。その情熱的な行動が実を結び、ロード&ミラーが正式に監督として参加。自らもプロデューサーとして参画し、さらに『スパイダーマン』シリーズ成功の立役者であるプロデューサーのエイミー・パスカルも加わった。ウィアーの『火星の人』を映画化した『オデッセイ』を手がけ、アカデミー賞脚色賞にノミネートされたドリュー・ゴダートが脚色を務めた。

映画『プロジェクト・ヘイル・メアリー』US版予告 2026年 全国の映画館で公開

 公開された予告編は、中学校で科学教師として働く主人公ライランド・グレース(ライアン・ゴズリング)が宇宙船の中で昏睡状態から目覚めるところから始まる。なぜ宇宙飛行士ではない、いち教師が宇宙にいるのか。グレースが記憶を辿っていくなかで、自身が“ヘイル・メアリー計画”に参画していることを思い出す。それは、太陽系の破滅的な危機によって滅亡に瀕した地球と人類を、グレースが解決するという“イチかバチか”のプロジェクトだった。宇宙でひとり、ミッションを続けるグレースだったが、危機に挑んでいたのは、彼ひとりではなかった……。 

 あわせて公開されたポスターには、宇宙船ヘイル・メアリー号の窓から宇宙にただよう“何か”を見つめるゴズリング演じる中学校の科学教師ライランド・グレースの姿が捉えられている。

■公開情報
『プロジェクト・ヘイル・メアリー』
2026年公開
出演:ライアン・ゴズリング、ザンドラ・ヒュラー
監督:フィル・ロード&クリストファー・ミラー
脚色:ドリュー・ゴダード
原作:アンディ・ウィアー『プロジェクト・ヘイル・メアリー』(早川書房刊)
配給:ソニー・ピクチャーズ エンタテインメント
公式サイト:https://ProjectHM.movie
公式X(旧Twitter):https://X.com/ProjectHM_movie

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