『アベンジャーズ』新作映画への布石も 『アイアンハート』本予告から今後の展開を大予想

『アイアンハート』の科学×魔法は『アベンジャーズ:ドゥームズディ』への伏線?

 この『ドクター・ストレンジ』とのリンクは他の場所でも確認することができます。『ドクター・ストレンジ』に登場する魔方陣を思い起こさせる要素が46秒目、53秒目に出てきます。

 つまり『アイアンハート』ではアイアンマンのテクノロジーとドクター・ストレンジ(ベネディクト・カンバーバッチ)の魔法が組み合わさっているのです。これはもしかすると『アベンジャーズ:ドゥームズディ』への布石かもしれないのです。というのも、この映画に登場するメインヴィランのドクター・ドゥームというのは、コミックでは科学と魔法に精通しているのです。しかも映画では、このドクター・ドゥーム役を、アイアンマンを演じていたロバート・ダウニー・Jr.が演じます。

 ということは、MCU版ドクター・ドゥームは別のバースにおけるトニー・スタークの変異体という可能性は十分ある。そして『アイアンハート』におけるハイテクアーマー×魔法というアイデアがもともとトニー・スタークが考えていたものというふうに説明されたら、ここでつながりますよね。

 一方、MCUは若手ヒーローたちがチームを組む『チャンピオンズ』という作品を準備しているようです。

 コミックのチャンピオンズではリリ・ウィリアムズもメンバーの一人。したがって、『アイアンハート』の最後でチャンピオンズ結成が示唆される可能性もあります(恐らくメンバーはミズ・マーベルことカマラ・カーン(イマン・ヴェラーニ)、アメリカ・チャベス(ソーチー・ゴメス)、2代目ホークアイのケイト・ビショップ(ヘイリー・スタインフェルド)、アントマンの娘キャシー・ラング(キャスリン・ニュートン)、ワンダの息子ビリー(ジョー・ロック)あたり)。

 さらにさらに、予定されている『ブラックパンサー』第3弾に通じる伏線もここにちりばめられるかもしれません。

 また、時期的に『サンダーボルツ*』や『ファンタスティック4:ファースト・ステップ』との連動もありか?

 ゴーストライダーともゆかりの深い、冥界のメフィストが登場との噂もあります。

 もちろん単独の、ニューヒーローものとしても十分面白い作品になりそうですが、やはり今までの、そしてこれからのMCUとのつながりも楽しみです。

■配信情報
『アイアンハート』
ディズニープラスにて、6月25日(水)より独占配信
©︎2025 Marvel

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