“スーパードッグ”クリプトが大活躍!? ジェームズ・ガン『スーパーマン』約5分の新映像公開
7月11日に日米同時公開されるジェームズ・ガン監督・脚本の映画『スーパーマン』の本編映像が公開された。
本作は、これまで幾度となく映像化されてきたスーパーマンの完全新作映画。『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー』シリーズや『ザ・スーサイド・スクワッド “極”悪党、集結』などを手がけてきたガン監督による、DCユニバースの新たな幕開けとなる作品だ。
普段は大手メディアであるデイリー・プラネット社の新聞記者として平凡に働くクラーク・ケントに扮し、正体を隠すスーパーマン(デヴィッド・コレンスウェット)。そんな彼を人類の脅威と考え、陥れようとする最大の宿敵であり最高の頭脳を持った天才大富豪レックス・ルーサー(ニコラス・ホルト)に立ち向かう。
公開まで100日を切ったなかで公開されたのは、約5分にも及ぶ貴重な“SNEAK PEEK”と呼ばれる本編映像。“SNEAK PEEK”は日本語にすると「先行上映」「ちら見せ」といった意味があり、公開前のハリウッド大作映画が公開前にこのような長さの本編映像を公開することは異例のことだ。アメリカにて実施された超特報解禁イベントでガン監督が「この映画は、“パワー”についてではなく、“人間”についての映画です。スーパーマンが一人の“人間”としてどういう人なのかを描いていて、僕たちは、彼の違った側面を見ることになります」と語ったように、スーパーマンがボロボロになり、雪原に倒れ込んでいるところから映像は始まる。
2024年末に解禁された超特報内では、ボロボロになったスーパーマンのもとに猛スピードで駆けつけたかと思いきや、顔をなめるなど愛らしさ全快だったクリプト。今回、実写の『スーパーマン』映画シリーズで初めて登場するクリプトだが、本映像では、ボロボロに傷ついたスーパーマンにお構いなしに、彼に飛び乗り、踏みつけ、さらには足に嚙みつくなど、やんちゃすぎる一面が明らかに。ようやく、家に連れて帰ってくれと懇願し続けるスーパーマンをクリプトがくわえ、たくましく雪原の中を進み続けると、突如として雪原から巨大な要塞らしき建物が出現。これはコミックでも登場する、スーパーマンが戦いで傷ついた身体と心を癒すために訪れる“孤独の要塞”と呼ばれる秘密基地だ。スーパーマンのシンボルマークである“S”の形をした扉が開くと、人型のロボットが現れ、スーパーマンを治療台へと運ぶ。すると基地が動き出し、治療台が“黄色い太陽”へと向きを変えると、その光がスーパーマンに注がれる。傷ついた身体に注がれる太陽の眩しい光を浴び、大声を出して叫ぶスーパーマンの姿からカットが変わると、超特報でも描かれた、少女を自身の身を挺して守る姿をはじめ、高速で空を飛び回り巨大な”KAIJU”(怪獣)と対峙する姿や、彼を陥れようとする宿敵レックス・ルーサーや様々なキャラクターたちの登場するシーンが続々と映し出される。およそ5分の映像だけでも、ガン監督らしさに溢れる作品であることが伺える。
■公開情報
『スーパーマン』
7月11日(金)日米同時公開
出演:デイビッド・コレンスウェット、レイチェル・ブロズナハン、ニコラス・ホルト
監督:ジェームズ・ガン
配給:ワーナー・ブラザース映画
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公式サイト:superman-movie.jp