小栗旬と松坂桃李の思いがぶつかり合う 『フロントライン』新場面写真公開
小栗旬、松坂桃李、池松壮亮、窪塚洋介がメインキャストを務める6月13日公開の映画『フロントライン』の新場面写真が公開された。
本作は、2019年12月に中国の湖北省武漢市で初めて発生が確認され、2020年に世界的流行(パンデミック)を引き起こした新型コロナウイルスを、事実に基づく物語としてオリジナル脚本で映画化するもの。日本で初となる新型コロナウイルスの集団感染が発生した豪華客船・ダイヤモンド・プリンセス号が横浜港に入港した2020年2月3日から乗客全員の下船が完了した2月21日までが描かれる。
『劇場版 コード・ブルー』やNetflixシリーズ『THE DAYS』など医療現場の最前線にある人間ドラマを手がけてきた増本淳が企画・脚本・プロデュースを務め、『生きてるだけで、愛。』や『かくしごと』の関根光才が監督を務めた。
湘南市民病院で緊急部部長の医師として働き神奈川DMATの指揮官も務める、結城英晴(小栗旬)のもとに一本の電話がかかってくる。内容は横浜港に停泊しているクルーズ船でPCR検査をしたら新型コロナウイルスの陽性が出てしまったのでDMATに出動してほしいというものだった。DMATは災害対応のために発足された医療組織のため、新型ウイルスに対応する出動は前代未聞。翌日、対策本部に招集された結城は、厚生労働省の役人で神奈川県庁へと派遣された立松信貴(松坂桃李)にDMATには船に乗り込んで治療をしてほしいと難題を突き付けられる。
公開されたのは、混乱と緊張の様子を切り取った場面写真9点。目の前の命を救うことと仲間の安全を心配する思いと、なんとしても国を守りウイルスを持ち込ませないという思いがぶつかり、対立し合う結城と立松の姿や、船内への出動が決まった真田春人(池松壮亮)を含めたDMATの医師と看護師たちが、防護服に身を包みクルーズ船に乗り込んでいく姿が写し出されている。しかし、海外旅行者の人数も多く、船内では想像していた以上の混乱が隊員たちを待ち受けていた。新型ウイルスのスクープを求めて横浜港にかけつけたテレビ記者の上野舞衣(桜井ユキ)も、刻一刻と変化する緊迫した現場を目の当たりにする。
■公開情報
『フロントライン』
6月13日(金)全国公開
出演:小栗旬、松坂桃李、池松壮亮、森七菜、桜井ユキ、美村里江、吹越満、光石研、滝藤賢一、窪塚洋介
監督:関根光才
企画・脚本・プロデュース:増本淳
制作プロダクション:リオネス
配給:ワーナー・ブラザース映画
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