多部未華子「せっぱつまったら台本を枕の下に」 驚きの“睡眠学習”に阿部寛も乗り気?
「TBS DRAMA COLLECTION 2025 Spring」が3月29日にTBS赤坂BLITZスタジオで行われ、4月期ドラマのキャストが意気込みを語った。
この日登壇したのは、日曜劇場『キャスター』から阿部寛、永野芽郁、道枝駿佑、岡部たかし、火曜ドラマ『対岸の家事~これが、私の生きる道!~』から多部未華子、江口のりこ、ディーン・フジオカ、一ノ瀬ワタル、金曜ドラマ『イグナイト-法の無法者-』から間宮祥太朗、上白石萌歌、三山凌輝、仲村トオルの12名。
『キャスター』で主人公のキャスター進藤壮一を演じる阿部は「破天荒なキャスターで真実を追求し、生放送の中で悪を裁く役柄です。社会派のエンターテインメントで無骨な面もありますけど、非常に楽しく撮影させていただいています」と挨拶。永野が演じる崎久保華は、劇中で報道番組の総合演出に抜てきされる。最近あった身近なニュースを聞かれて「昨日、ジャンボたこ焼きを買って一人でお花見しました」と春を満喫したと話した。
ADの本橋悠介役の道枝は、共演者の意外な一面について「阿部さんが現場にフルーツサンドを差し入れしてくれて、甘いものが大好きなギャップに驚きました」とスクープすると、岡部が「僕は甘いものがダメなんですけど、阿部さんは毎日差し入れしてくれる」と後追いで報じ、阿部は「発表されるのは恥ずかしい」と照れていた。
『対岸の家事』で『私の家政夫ナギサさん』(TBS系)以来5年ぶりのTBSドラマ主演を務める多部は「2歳の子どもを持つ専業主婦で、江口さん演じる礼子さんに出会って、自分の生きる道を考えます。ちょっと前向きになれるドラマ」と紹介した。ディーンは現場の雰囲気を尋ねられて「野獣がたくさんいる感じ。なかなかコミュニケーションがうまく行かない中で、みんなすごい忍耐力で頑張っている日々です」と独特の言い回しで答えた。
『イグナイト』は、弁護士が訴訟を焚きつけるダークリーガル・エンターテインメント。新米弁護士の宇崎凌を演じる間宮は「イグナイトには火をつけるという意味があるんですけど、声を上げられなかったり、訴訟を諦めた人の心に火をつけます」と役どころを解説。法律事務所のムードメーカー伊野尾麻里役の上白石は「この4人がそろうと実家に戻ってきた空気」とチームワークの良さを強調。所長の轟を演じる仲村は「みんなすっと距離を縮めてくれて、居心地の良い関係」と感謝した。
登壇者全員の答えが一致すると、高級フルーツ10万円の差し入れをもらえる究極の2択『ドラマ現場あるあるクイズ』では、撮影初日に自分から共演者に話しかける派と、話かけられるまで待つ派で反応が分かれた。待つ派の岡部は「待つのに耐えられずに自分から話しかけて、いつも落ち込むんです。本当に聞きたくないことは聞いたらあかんのやな」と何やら意味深な答え。岡部によると「喫煙所で『タバコ吸うんですね』って話しかけたら、『見ればわかるでしょ』みたいな態度を取られて傷ついています」と意外にナイーブな一面を明かして驚かれていた。