アニメ映画世界歴代興収1位 中国発3DCGアニメーション映画『ナタ:魔童鬧海』4月4日公開

 中国発の3DCGアニメーション映画『Ne Zha 2(英題)』が、『ナタ:魔童鬧海』の邦題で4月4日より日本語字幕版として全国公開されることが決定した。

 本作は、中国古典小説『封神演義』や『西遊記』などに登場する神話キャラクターのナタを主役とした3DCGアニメ映画。2019年に公開された『ナタ 魔童降臨』の続編にあたり、2025年春節の1月29日より中国で公開されると、3月2日までの累計興行は約145億元(約3000億円)という驚異的な売り上げを記録している。また海外映画市場でも快進撃を見せており、特に北米では連続3週週間興行ランキングトップ10入り、全世界興行収入はすでに『インサイト・ヘッド2』や『アナと雪の女王2』などを超え、アニメ映画世界歴代興収1位を獲得している。

 プロデュースと製作は、可可豆動画と彩条屋影業が担当。日本上映の企画・配給は、2019年に東京に設立され、これまでに『羅小黒戦記 ロシャオヘイセンキ』や『白蛇:縁起』など、アニメ映画を中心とした数多くの中国語映画を日本で配給してきた面白映画株式会社が担う。

 育て上げれば仙人となるはずのナタが、何者の陰謀によって世を混乱させる魔王となる宿命を背負いながら生まれた。幼い頃から孤独でありながら、両親の育てで少しずつ大きくなったナタは、東海竜王・敖光(ごうこう)の息子敖丙(ごうへい)と親友になるが、運命たる2人ではさらなるの試練に挑むことになる……。

 また、4月4日に日本語字幕版が全国公開されるのに先立ち、中国語音声/中国語・英語字幕版が3月14日よりグランドシネマサンシャイン池袋ほか、全国約30館で緊急限定公開される(公開劇場は順次追加予定)ことも決定した。

 あわせて公開されたポスターでは、ナタが手に火尖槍を持ち、炎の中で威風堂々と仁王立ちする姿が切り取られている。

■公開情報
『ナタ:魔童鬧海』
4月4日(金)より日本語字幕版公開
3月14日(金)より中国語字幕版公開
キャスト:リュ―・イェンティン(呂艶婷)、ジョンセンセフ(囧森瑟夫)、ハンモー(瀚墨)、チェン・ハオ(陳浩)、リューチー(緑綺)、チャン・ジャーミン(張珈銘)、ヤン・ウェイ(楊衛)、ワン・デーシュン(王徳順)
監督:ジャオズ(餃子)
プロデュース・製作:可可豆動画、彩条屋影業
配給:面白映画
原題:哪吒之魔童鬧海/英題:Ne Zha 2/上映時間:144分
公式サイト:nezha2.jp  
公式X(旧Twitter):@nezha2_JP

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