ニコール・キッドマンがミルクをイッキ飲み 『ベイビーガール』第2弾予告&新場面写真

 3月28日に公開されるニコール・キッドマン主演映画『ベイビーガール』の第2弾予告編と新場面写真が公開された。

 本作は、『ブラックブック』や『ワルキューレ』に出演するなど女優として活躍し、A24製作の『BODIES BODIES BODIES/ボディーズ・ボディーズ・ボディーズ』を手がけたハリナ・ラインが監督・脚本を務めたエロティックスリラー。ラインとA24の2度目のタッグとなった本作では、脚本の構想段階からキッドマンへ当て書きされ、キッドマンは本作で第81回ヴェネチア国際映画祭最優秀女優賞を受賞した。

 NYで女性CEOとして、大成功を収めるロミー(ニコール・キッドマン)。舞台演出家の優しい夫ジェイコブ(アントニオ・バンデラス)と子供たちと、誰もが憧れる暮らしを送っていた。ある時、ロミーは一人のインターンから目が離せなくなる。彼の名はサミュエル(ハリス・ディキンソン)、ロミーの中に眠る秘密の欲望を見抜き、きわどい挑発を仕掛けてくるのだ。行き過ぎた駆け引きをやめさせるためにサミュエルに会いに行くが、逆に主導権を握られ2人のパワーバランスが逆転していく。二度と引き返せない誘惑ゲームの行方は……。

 美しさと野心を兼ね備え、ロミーに近づく生意気な年下インターン、サミュエルを演じるのは、『逆転のトライアングル』『キングスマン:ファースト・エージェント』などのハリス・ディキンソン。また、愛情深いロミーの夫であるジェイコブを『ペイン・アンド・グローリー』のアントニオ・バンデラス、ロミーに憧れる部下エスメを『TALK TO ME/トーク・トゥ・ミー』のソフィー・ワイルドがそれぞれ演じた。

ニコール・キッドマンがミルクをイッキ飲みするシーンも 映画『ベイビーガール』第2弾予告編

 第2弾予告では、大企業のCEOとして、常に笑顔を絶やさず、ボトックス注射を打ち美しさをキープするなど、すべてを完璧にコントロールするロミーの姿が最初に映し出される。愛する家族に囲まれ、何もかもを手に入れたかに見えるロミーだが、そんな彼女の前に突如現れたのは、インターンのサミュエル。CEOである彼女に向かって、「本当は命令されたいのでは?」「それ本心?」と事あるごとに挑発するような態度をみせる。最初は失礼な態度だと一蹴し、威厳を保っていたロミーだったが、大勢の前でミルクを飲むように仕向けられ、一気に飲み干したあとから、形勢が逆転。危険なパワーゲームが徐々に加速し、彼女の秘めた欲望が暴かれていくさまがスリリングに描かれる。映像のラストには、餌を待つ犬のようにサミュエルの前にひざまずくロミーの衝撃的なシーンとともに、「こんな経験、生まれて初めて」と打ち明ける彼女の姿が映し出される。自分自身を解き放ったロミーが、たどり着く先は……。

 あわせて公開された場面写真には、ロミーがサミュエルからの挑発を受けて立ち、ミルクをイッキ飲みするワンシーンが切り取られている。このシーンになぞらえて、先日開催されたナショナル・ボード・オブ・レビュー賞の受賞ディナーでキッドマンが「すべてのベイビーガールに乾杯。Good girl!」とスピーチし、檀上でミルクを一気飲みしたことも大きな話題となった。このほか、サミュエルがNYの街中で犬を手なずける様子や、まるでそれと同じような構図でロミーがサミュエルの前でひざまずく姿なども写し出されている。

 また、2月14日より発売されるムビチケカードには、劇中で印象的な黒い犬やミルクがデザインされた「オリジナル・ホログラムステッカー」(数量限定・先着順)が特典として配布される。

■公開情報
『ベイビーガール』
3月28日(金)TOHOシネマズ 日比谷ほか全国ロードショー
出演:ニコール・キッドマン、ハリス・ディキンソン、アントニオ・バンデラス、ソフィー・ワイルド
監督・脚本:ハリナ・ライン
配給:ハピネットファントム・スタジオ
2024年/アメリカ/ビスタ/5.1ch/114分/PG12/字幕翻訳:松浦美奈/原題:Babygirl
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公式サイト:https://happinet-phantom.com/babygirl/
公式X(旧Twitter):@babygirlmoviejp
公式Instagram:@babygirlmoviejp

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