『シンシン/SING SING』日本版予告公開 収監者たちが人生を取り戻す舞台演劇に挑む

 4月11日よりTOHOシネマズ シャンテほかにて全国順次公開される映画『シンシン/SING SING』の日本版予告と新場面写真が公開された。

 NYに実在する最重警備のセキュリティを誇るシンシン刑務所。本作は、シンシン刑務所で行われている収監者更生プログラムの舞台演劇 「RTA(Rehabilitation Through the Arts)」に取り組む中で育まれていく、友情と再生を描いた物語。主要キャストの大半が実際のシンシン刑務所の元収監者であり、演劇プログラムの卒業生及び関係者たちで構成されるプロジェクトだ。2024年3月、SXSW(サウス・バイ・サウス・ウェスト)映画祭で、観客の投票により選ばれる最高賞「観客賞」を受賞。北米配給権はA24が獲得し、第97回アカデミー賞では3部門にノミネートされた。

 主演を務めたのは、『ラスティン:ワシントンの「あの日」を作った男』に続き2度目のアカデミー賞主演男優賞にノミネートされたコールマン・ドミンゴ。さらに元収監者であり「演劇プログラム」卒業生のクラレンス・マクリンは本作で俳優デビューを果たし、世界各国の映画賞で助演男優賞や新人賞を獲得している。

映画『シンシン/SING SING』予告映像

 日本版予告では、無実の罪で収監されたディヴァインG(コールマン・ドミンゴ)が、シンシン刑務所で出会った仲間たちと人生を取り戻すための舞台演劇に挑む姿が映し出される。ディヴァインGが口にする「俺たちは演じることで、また人生に向き合えるんだ」という言葉から、彼らの大きな覚悟が窺える。

 新たに公開された場面写真では、最重警備のシンシン刑務所内での生活の様子や、演劇の衣装に身を包んだ収監者たちの姿が捉えられている。

■公開情報
『シンシン/SING SING』
4月11日(金)よりTOHOシネマズ シャンテほかにて全国順次公開
出演:コールマン・ドミンゴ、クラレンス・マクリン、ショーン・サン・ホセ、ポール・レイシー
監督:グレッグ・クウェダー
配給:ギャガ
2023年/アメリカ/カラー/ビスタ/5.1ch/107分/字幕翻訳:風間綾平/原題:Sing Sing/G
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公式サイト:https://gaga.ne.jp/singsing/
公式X(旧Twitter):@singsing_JP

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