竜星涼×八木莉可子『潜入兄妹』信濃の正体と今後の展開は? 四神の関係から考察
さて、既にネット上では多くの答えが出ている信濃のキャストについては、公式サイトのモールス信号のヒントの「ウエカラ」や、第7話に登場した声やシルエットから、演じているのは元AKBの“あの人”説が濃厚。幹部クラスが直接足を運んで内通者に交渉するとも思えないので、ハコ長・美波(入山杏奈)クラスの存在のような気がする。ただ、貴司が殺されて以降の、ハコの周りをうろついていたオレンジパーカーの人物は信濃だったと考えられる。正直そこまで重要な人物ではないように思うが、もし深く関わりのある重要人物だと考えて話を進めると、信濃の存在を知って玄武が若干何かを知っているかのようなリアクションをしていたことから、かつてのハコのメンバーで見覚えがある人物である可能性が高い。
そうなると、そこから現九頭龍に着いていったと考えられ、おのずと九頭龍の存在が見えてくる。または、かつて幻獣が詐欺で騙した人物やその家族で、九頭龍チームは円山兄妹のように幻獣に直接恨みを持つ集団だという説もありえる。幻獣の誰かの姉妹や娘という説となってくると話は複雑になってくる。同じ制作チームの『占拠』シリーズ(日本テレビ系)では情報分析官として警察側だった人物が敵のボスと姉妹だったこともあるので幻獣内に裏切り者がいても不思議ではないが、内部の人間がわざわざスパイを送る必要はない。もし今の九頭龍が初代九頭龍の娘だったとしたらいろいろと展開が考えられる。父の名を引き継いだり、逆に父を恨んでいたり。極端な発想だと初代九頭龍を殺したのが幻獣の誰かで、その裏切り者に復讐する為に現九頭龍ができたとも考えられる。他にも円山兄妹へのテストの一環として実は幻獣側の人間という説や、まだ登場していない麒麟の可能性も。もし入間が九頭龍だったら実は警察側の人間のWスパイもありえる。
ここからは優貴が「なお美を泳がせて九頭龍の手がかりをつかむ」と言うように、円山兄妹による情報戦を通じていかに信濃を騙して九頭龍に近づいていくのか、そしてどのように幻獣と九頭龍の共倒れを狙うかというい展開となっていくはず。一つ心配なのが、自分が足手纏いと思っていたりとメンタルが不安定な優貴の心の隙間に信濃が入ってくる可能性も十分に考えられることだ。いずれにせよ、入山杏奈との元AKB演技バトルが楽しめそうだ。
■放送情報
土ドラ10『潜入兄妹 特殊詐欺特命捜査官』
日本テレビ系にて、毎週土曜22:00〜22:54放送
出演:竜星涼、八木莉可子、徳井優、入山杏奈、長尾純子、呉城久美、伊藤あさひ、岡井みおん、半田周平、フェルナンデス直行、神尾佑、及川光博
チーフプロデューサー:道坂忠久
プロデューサー:尾上貴洋
演出:大谷太郎、西村了(AX-ON)、茂山佳則(AX-ON)
脚本:福田哲平
音楽:ゲイリー芦屋
制作協力:AX-ON
製作著作:日本テレビ
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