『おむすび』“専門学校編”は波乱の予感? 山本舞香ら橋本環奈の学友になる同世代の俳優陣

『おむすび』“専門学校編”は波乱の予感?

 NHK連続テレビ小説『おむすび』で、ヒロイン・結(橋本環奈)は家族と共に、福岡県の糸島から兵庫県の神戸へと引っ越す。もともと神戸で床屋を営んでいた父・聖人(北村有起哉)と母・愛子(麻生久美子)は、震災に遭ったため糸島に移ったのだが、雅人が再び元の場所で床屋を再オープンすることになり、結は高校卒業後に神戸の栄養専門学校に入学。いよいよ神戸での新生活がスタートする。

 ギャルを続けることにした結は、茶髪のギャルファッションで栄養専門学校へ通い始めるが、そこで同級生となる矢吹沙智(山本舞香)からひんしゅくを買ってしまう。結は入学初日から、沙智に「その恰好はなめてるのか」と問われ、2人はぶつかることに。そこへ現れたもう1人の同級生・湯上佳純(平祐奈)は、その険悪な雰囲気をなだめようとするが……。

 第8週から登場し、沙智を演じるのは、朝ドラ初出演の山本舞香。そして、佳純を演じるのは、同じく朝ドラ初出演となる平祐奈だ。山本は1997年10月13日生まれ、平は1998年11月12日生まれで、2人とも、1999年2月3日生まれの橋本と同世代の俳優。この3人が同級生役として朝ドラで共演するのは、なんとも感慨深い。

 というのも、平と橋本は、それぞれ芸能界に入って間もない頃の映画デビュー作『奇跡』(2011年)で共演しており、山本と橋本は『暗殺教室』(2015年)や『今日から俺は!!劇場版』(2020年)、『カラダ探し』(2022年)などの映画で度々共演してきたからだ。ちなみに平と山本は、『未成年だけどコドモじゃない』(2017年)で共演している。

 山本が演じる沙智は、高校時代は有名な陸上選手で、第8週の舞台となる2007年当時ではまだ珍しかった、スポーツ専門の栄養士を目指している。鳥取県米子市出身の山本は、フリーペーパー『鳥取美少女図鑑』のモデルに起用されたことをきっかけに芸能界入り。2011年、CM「三井のリハウス」の第14代目「リハウスガール」に選ばれた後、ファッション雑誌『nicola』(新潮社)の専属モデルとして活動し、同年、『それでも、生きてゆく』(フジテレビ系)で俳優デビューを果たした。

 2011年に、NHK大河ドラマ『江〜姫たちの戦国〜』にも出演した山本は、以降は『13歳のハローワーク』(2012年/テレビ朝日系)、『SR サイタマノラッパー 〜マイクの細道〜』(2017年/テレビ東京系)、『チア☆ダン』(2018年/TBS系)、『ラジエーションハウス〜放射線科の診断レポート〜』(2019年/フジテレビ系)、『死にたい夜にかぎって』(2020年/MBS・TBS)、『ハケンの品格』(2020年/日本テレビ系)、『コタローは1人暮らし』(2021年/テレビ朝日系)、『Believe-君にかける橋-』(2024年/テレビ朝日系)など、数々のドラマで活躍している。

 また山本は、2024年10月、MY FIRST STORYのボーカル・Hiro(森内寛樹)と結婚したことを発表した。

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