『全領域異常解決室』広瀬アリスが明かした衝撃の事実 神VSヒルコの全面戦争が幕を開ける

 ヒルコとの全面戦争に向けて動き出した興玉雅(藤原竜也)と雨野小夢(広瀬アリス)。前回は興玉が自らを神と明かし、視聴者を驚かせたが、『全領域異常解決室』(フジテレビ系)第6話でも衝撃的な事実が明らかとなった。

 興玉が神であるのと同様に全決のメンバーとして行動している豊玉妃花(福本莉子)もまた豊玉毘売命(トヨタマビメノミコト)であり、現在は人間として暮らしていた。小夢が空間を歪ませられたり、水中にいるかのように苦しんだりしたのは、全て妃花が持つ水を操る能力のせい。神はこれまで人間の器を変えながら、何百年にわたって生き続けており、その度に世の中の調和を維持してきた。しかし、ヒルコが出現したことでその状況は一変。それを聞いた小夢は「ヒルコを捕まえることが、私の使命のような気がします」と新たに決意を固める。

 そんな中、美容系の有名インフルエンサーの連続死亡事件が発生する。被害者たちは全員過食による窒息死。ヒルコからは「犬神の呪い」が原因であるという犯行声明が出されており、興玉は「犬神筋」が事件に関わっている可能性を指摘する。興玉によると、憑りつかれると心身を喪失し、大食いになってしまう犬の霊を呪術で操る家系が存在しているという。これまでの「シャドーマン」「キツネツキ」「タイムホール」の事件は妃花がヒルコをおびき寄せるために実行したものだったが、大手町での飛び降り自殺以降は妃花の手が及ばない範囲にまで被害が広がっていた。今回の事件もヒルコが仕掛けてきた可能性が大いにある。

 興玉が捜査資料を見て目を止めたのは、美容整形外科医・大隈邦男(吉田鋼太郎)の写真。すぐに興玉は大隈の美容クリニックに向かうと、大隈は病に伏せていた。興玉と大隈は旧知の仲であり、大隈は日本国を創った神・大国主神だったのだ。現在は内縁の妻と別れ、90年前に再会を誓った女性と似ている犬塚真澄(関めぐみ)と新たな人生を歩み始めた。しかし、大隈が余命宣告されると、犬塚は態度を変え、人魚の肉を食べると不老不死になるという伝説を持つ八百比丘尼の研究に没頭。被害者が共通して摂取していたピンク色のサプリメントの中に入っていたものも人魚だったことから、犬塚が事件と関係している線が濃厚になってきた。

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