藤田ニコル、実写映画初出演は“劇中ホラー映画の主人公”役 クランプアップコメント映像も
11月8日に公開される渡邉美穂と木村柾哉(INI)のW主演映画『あたしの!』に、藤田ニコルが劇中ホラー映画の主人公役で出演していることが発表された。
本作は、『ヒロイン失格』『センセイ君主』で知られる幸田もも子が『別冊マーガレット』にて2017年から2018年に連載していた同名コミックを実写映画化するラブコメディ。脚本は、映画『恋わずらいのエリー』などのおかざきさとこが手がけ、ドラマ『夫婦円満レシピ〜交換しない?一晩だけ〜』(テレビ東京系)や多くのMV、テレビCMを手がけた横堀光範が長編映画初監督を務め、撮影と編集も行った。
明るくて嘘がつけず、自分の気持ちにまっすぐ突き進む主人公・関川あこ子を演じるのは日向坂46の元メンバーで卒業後は女優として活躍をしている渡邉。そして、もう1人の主人公で誰もが憧れる学校イチの王子様・直己を、INIのリーダー・木村が演じる。
出演自体は発表されていたものの、役柄が未発表だった藤田は、直己の家であこ子たち4人が鑑賞している劇中ホラー映画に登場する主人公役を演じる。藤田は本作にて実写映画初出演を果たした。
あわせて、藤田のクランクアップ映像が公開。この劇中作は『ひとりぼっち』というタイトルで、『八つ墓村』をベースにして本作のために作られた架空のオリジナルホラー作品。藤田の出演は、原作者の幸田との親交もあり実現したもので、初めての映画での芝居に藤田は、「これまでの人生の中でもいい経験をさせていただいたな、と。自分の今までのお仕事ランキングで上位に入ってくるぐらい素敵な経験ができました!」と達成感に満ちた表情で振り返り、「初めての血糊を体験したんですけど、(頬についた血糊が)最後可愛くハート形になったので嬉しいです♡」とキュートなコメントも。
劇中では山奥で“何者”かから鬼気迫る表情で主人公が逃げるのだが、藤田の撮影も本格的に険しい急斜面で行われたようで、「山を登るのがすごく大変でした。演技で息遣いが難しかったので、本当に呼吸を荒くするため山の下の方から何度も駆け上がったので疲れました…(笑)」とハードな撮影に思わず本音を吐露。続けて「モデルのお仕事もいろんなスタッフの皆さんで出来上がっているけど、それよりもっと関わっている人の数も多く、いろんな人の力で映画が出来上がっているんだというのを見てすごい感動しました」と語った。
さらに、公開を楽しみに待つ映画ファンに向け、「映画をご覧になる方は急に私が出てきてびっくりしちゃうかもしれませんが、自分役の演技以外は初めてなので優しく見守っててください、見つけてね!」と締めくくった。
■公開情報
『あたしの!』
11月8日(金)より、TOHOシネマズ 日比谷ほか全国公開
出演:渡邉美穂、木村柾哉(INI)、齊藤なぎさ、小田惟真(THE SUPER FRUIT)、笠井悠聖、藤田ニコル、山中柔太朗
原作:幸田もも子『あたしの!』(集英社マーガレットコミックス DIGITAL刊)
監督・撮影・編集:横堀光範
脚本:おかざきさとこ
音楽:遠藤浩二
主題歌:INI「Break of Dawn」(LAPONE Entertainment)
挿入歌:チョーキューメイ「シナモン」(神宮前レコード)
配給:ギャガ
©幸田もも子/集英社・映画「あたしの!」製作委員会
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