『となりのMr.パーフェクト』チョン・ヘインがプロポーズ! 甘い歌声で劇中歌も披露

 Netflixで配信中の『となりのMr.パーフェクト』でチョン・ヘインが甘いラブソングを披露し、視聴者をときめかせた。本作は、チョン・ヘインとチョン・ソミン主演の人気ロマンティックコメディだ。本稿では、クライマックスを目前に控えた第13話、第14話を中心にご紹介したい。(以下、ネタバレあり)

 チョン・ヘイン演じる建築家のチェ・スンヒョは、チョン・ソミン演じるペ・ソンニュと隣の家に住む幼なじみとして育ち、互いの黒歴史も知る関係だ。思春期を迎え、スンヒョはソンニュに想いを寄せるも、彼女に想いを告げられないまま時が流れ、30代となったふたりの関係に変化が訪れる。

 ソンニュの部屋でついに結ばれたスンヒョとソンニュのふたり。ベッドの中でふたりが余韻に浸っていると、ソンニュの両親、ミスク(パク・ジヨン)とグンシク(チョ・ハンチョル)が旅行から帰ってきた。スンヒョとソンニュは、慌てて身支度を整え、何事もなかったかのような顔でリビングで漫画を読んでいるフリをする。スンヒョが慌てて着替えたために、シャツのボタンを掛け違えているが、ミスクとグンシクはふたりの関係に全く気付かない。一瞬の緊張が走るも、バレずに笑いを誘う展開だが、そこに、スンヒョの両親、ヘスク(チャン・ヨンナム)と、ギョンジョン(イ・スンジュン)も現れ、全員で朝食を食べることに。どぎまぎしながらのスンヒョとソンニュだが、互いの両親たちは、スンヒョとソンニュにそれぞれ結婚相手を探そうと言い始め、慌てるふたりは、互いをわざとけなし合う。

 朝食の場を上手く切り抜け、胸をなでおろすスンヒョとソンニュは今後のことを話し合う。スンヒョは、付き合っていることを話そうと提案するも、ソンニュは面倒になるのが嫌だと交際を隠すことにする。

 恋人同士となったスンヒョとソンニュは、ピクニックに映画にゲームセンターとデートを重ねて愛を深めていく。このゲームセンターでのチョン・ヘインに惚れ惚れしてしまう。バスケットボールゲームでの、一瞬のシュートの身体の捻り方や、パンチングゲームで繰り出す、ボクサーのようなスピード感のある力強いパンチとフォームにキュンキュンさせられる。チョン・ヘインの優等生のような甘いベビーフェイスと、相反するたくましさに魅せられ、ますます好きになるデートシーンだ。

 ふたりの仲が深まっていく中で、ソンニュは料理の資格試験に合格して就活を始める。応援するスンヒョだが、就活が上手くいかないソンニュは、渡米して料理の勉強をしようかと思案する。そんなソンニュの様子を知ったスンヒョは、「俺を置いて留学か?」とソンニュに苛立ちを見せる。

 スンヒョの気持ちを知ったソンニュは、自分がスンヒョに劣等感を感じていたことを告げ、堂々とスンヒョの隣にいたかったと本音を吐露する。そんなソンニュにスンヒョは、「お前が何をしてもどんな姿でも関係ない、ありのままのお前が好きだ」と言うが、ソンニュは「愛だけでは食べていけない」と返し、しばらく放っておいてほしいと去っていく。

 スンヒョもソンニュも、スーパーエリートのふたりだからこそ、ソンニュは自分の現状に満足できず、焦りと不安を抱えている。ソンニュは、全速力で走り続けてオーバーヒートし、病に倒れた後にようやく自分の進む道を見つけた。けれども、思うように進んでいかないのがもどかしく、どうにかここを早く抜け出して、「ここだ」という自分の居場所を見出したいのだろう。

 そんな矢先に、スンヒョが工事現場で事故に遭ってしまう。スンヒョの事故を知ったソンニュは、慌てて病院に駆けつける。そして、自分がいかにスンヒョを愛しているかに気づき、彼に「愛してる、愛してるの。愛に劣等感なんて抱くべきじゃなかったのよ、愛だけでは食べていけないけど、愛なしでは食べられない」と涙を流す。

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