『呪術廻戦』好きならハマる! “ダークファンタジー”を題材にした名作アニメ5選
セリフ回しに痺れるネオ時代劇『無限の住人-IMMORTAL-』
沙村広明が『月刊アフタヌーン』で連載していた和風ダークファンタジーマンガをアニメ化したのが、2019年に制作された『無限の住人-IMMORTAL-』だ。2008年にもアニメ化されたことがあったが、あらためて“完全アニメ化”として作り直されているので、前作は観なくても問題ない。
ストーリーとしては、百人斬りと呼ばれる不死身の剣士・万次が、逸刀流という集団に父母の命を奪われた少女・凜と出会い、ともに復讐の旅に出るという流れだ。原作では圧倒的な画力によってスタイリッシュな戦闘が描き出されているが、アニメ版はその魅力を見事に映像化している。
ちなみに『呪術廻戦』の作者・芥見下々は、公式ファンブックにて好きな漫画家を尋ねられた際、沙村の名前を挙げていた。『無限の住人』や短編集を読んで、セリフ回しの巧みさを痛感したそうなので、そのルーツを味わうという意味でも同作をオススメしたい。
2024年10月から最新シーズンが始まる『BLEACH 千年血戦篇』
公式ファンブックにて、作者の芥見は『BLEACH』に絶大な影響を受けていることを語っていた。初めて漫画家という存在を意識するようになったきっかけと言っているほどだ。
そんな『BLEACH』の最終章を分割4クールでアニメ化しているのが、『BLEACH 千年血戦篇』。10月5日には、第3クール目にあたる『BLEACH 千年血戦篇-相剋譚-』の放送がスタートする。
大まかな流れとしては、滅却師の始祖・ユーハバッハ率いる「見えざる帝国」によって尸魂界(ソウル・ソサエティ)が蹂躙されてしまい、主人公・黒崎一護たちが立ち上がる……という展開。異常な能力をもつ「星十字騎士団」(シュテルンリッター)との戦いが見どころだ。
しかも『BLEACH 千年血戦篇』ではこれまでのTVシリーズと比べて、圧倒的に作画のクオリティが高くなっている。とくに戦闘シーンの迫力は、劇場アニメと見紛うほど。同作の最大の魅力であるスタイリッシュな戦いが、見事に再現されているので、思わず目を奪われてしまうはずだ。
アニメ『呪術廻戦』の第3期「死滅回游」はすでに制作が発表されているが、まだ詳細は明らかになっていない。原作が完結してアニメが放送されるまでのあいだ、今回紹介したダークファンタジーの名作を味わい尽くしてみるのはいかがだろうか。
■公開情報
『呪術廻戦』「懐玉・玉折」劇場版総集編
2025年公開
原作:『呪術廻戦』芥見下々(集英社『週刊少年ジャンプ』連載)
制作:MAPPA
©芥見下々/集英社・呪術廻戦製作委員会
公式サイト:jujutsukaisen.jp
公式X(旧Twitter):https://twitter.com/animejujutsu
■配信・リリース情報
TVアニメ『呪術廻戦』第1期
各配信サービスにて配信中
Blu-ray&DVDシリーズ 第1巻~第8巻発売中
・TVアニメ『呪術廻戦』第2期
各動画配信サービスにて配信中
Blu-ray&DVDシリーズ発売中