『スター・ウォーズ:スケルトン・クルー』特報解説 『グーニーズ』との共通点がいっぱい!
こんにちは、杉山すぴ豊です。ここ最近のアメコミヒーロー映画、SF映画まわりのニュースや気になった噂をセレクト、解説付きでお届けします! 今日はD23(アメリカで開催されるディズニーグループの発表会&ファンイベント)の場で解禁になった、『スター・ウォーズ』シリーズの最新ドラマ『スター・ウォーズ:スケルトン・クルー』の予告編解説です。
『スター・ウォーズ:スケルトン・クルー』は、『スター・ウォーズ』×ディズニープラスの実写ドラマとしては『マンダロリアン』『ボバ・フェット』『オビ=ワン・ケノービ』『キャシアン・アンドー』『アソーカ』『アコライト』に続くものとなります。
本作はまず時系列的に『マンダロリアン』『ボバ・フェット』『アソーカ』と同じとされています。(映画『スター・ウォーズ:ジェダイの帰還』から5年後、『フォースの覚醒』の25年前と言われている)。銀河帝国は崩壊し新共和国が生まれましたが、まだ銀河の秩序は混沌としている時代です。ということは『マンダロリアン』等の登場キャラが何らかの形で登場するかもしれません。
そして大きな特長は本作が『スター・ウォーズ』×『グーニーズ』と言われていること。銀河で迷子になってしまった4人の子どもたちがいかに故郷の星に帰るか、みたいな冒険ものなのです。この子どもたちと絡むのが、ジュード・ロウ演じる謎の男ジョッド・ナ・ナウッド。製作総指揮は、『マンダロリアン』シリーズの製作に携わっているジョン・ファブローとデイヴ・フィローニ。ショー・ランナーには、トム・ホランド主演のマーベル・シネマティック・ユニバース(MCU)版『スパイダーマン』シリーズで監督を務めたジョン・ワッツと、『スパイダーマン:ホーム・カミング』で脚本を務めたクリストファー・フォード。『マンダロリアン』のジョン・ファブローは『アイアンマン』の監督であり、役者としてホーガン役でMCUに出演しています。MCU出身の監督が製作総指揮、ショーランナーとなった『スター・ウォーズ』のドラマを盛り上げます。
さて予告編の内容ですが、大雑把に言うと、とある惑星に住む子どもたち4人が森の中で、墜落して埋もれている宇宙船を見つけそこに入り込んでしまう。その宇宙船が起動し子どもたちを乗せたまま銀河へ。子どもたちは宇宙の迷子になってしまう。そこで様々なキャラと会いますが、最後にフォースの使い手と思われる(つまりジェダイと思われる)謎の男が現れる、というものです。
ではもう少しこの予告で気になるところをみていきましょう。まずこのドラマの主人公の4人の子どもですが、今まで発表された資料等を読む限り、彼らの名前は、ウィム(男の子)、ファーン(女の子)、KB(特殊なバイザーをかけた女の子)、ニール(青い肌をした象のような種)です。
ウィムは宇宙や伝説のジェダイに憧れているような子。天井から様々な宇宙船の模型を吊るして物思いにふけっていますから。そして学校へと通っている。ここで興味をひくのがこの子どもたちの住む星。今までのスター・ウォーズの世界観とはちょっと異なり、本当にスピルバーグの映画に出てきそうな郊外の町のようです。言い方をかえると今までの『スター・ウォーズ』の中で一番、地球っぽい感じの惑星なんです。
さてウィムの友だちの一人ニールですが、この子はそのルックスからして『スター・ウォーズ:ジェダイの帰還』でジャバ・ザ・ハットの宮殿で演奏をしていた、青い象のようなエイリアン、マックス・レボと同種族でしょう。