二階堂ふみ&チェ・ジョンヒョプらの交流にほっこり 『Eye Love You』は特典映像も必見!

〈もう一度さ 声を聴かせてよ/めくれないままでいる 夏の日のカレンダー〉

 Omoinotakeが歌う「幾億光年」を聴くと、『Eye Love You』(TBS系)の侑里(二階堂ふみ)やテオ(チェ・ジョンヒョプ)に、また会いたくなる人も多いのではないだろうか。放送終了後もなお、熱狂的なファンが多く存在している本作は、日本のNetflix「週間TOP10」(1月22日~1月28日)で1位を獲得。さらに、韓国におけるNetflix「週間TOP10」(1月29日~2月4日)では4位にランクインするなど、快挙を達成したドラマだった。

 さらに、ヒロインの相手役に韓国人俳優を迎えるのも、民放GP帯連続ドラマとしては史上初。韓国から日本に渡り、あまり言葉が通じないなかで撮影をする……というのは、チェ・ジョンヒョプ自身も相当な覚悟が必要だったはずだ。しかし、『Eye Love You』のテオがこんなにも愛らしく尊いキャラクターになったのは、彼が演じてくれたからこそ。放送終了後には、「日本に来てくれてありがとう」というチェ・ジョンヒョプへの感謝の言葉が、SNS上で溢れていたのが印象に残っている。

 日本人のヒロインと韓国人の男性が恋に落ちる……というありそうでなかったシチュエーションも、本作が話題となった理由のひとつだ。ヒロインが心の声が聞こえる“テレパス”を持っているという設定だけ聞くと、「なんだ、ファンタジーものか」と捉える人もいるかもしれないが、『Eye Love You』はそうじゃない。侑里はテレパスの能力を持っているけれど、韓国語が分からないため、テオの心の内は読み取ることができないのだ。

 周囲の本音が聞こえてしまうことに疲れ果てた侑里が、聞こえないテオに出会ったとき。そして、テオの本音を知りたいと願ったときに、2人の恋が幕を開ける。そんな侑里の恋を後押しするのが、花岡(中川大志)や、真尋(山下美月)、誠(立川志らく)ら愛に溢れたメンバーたち。「みんな、幸せになってくれ!」と応援したくなる魅力が、このドラマにはある。

 8月2日にリリースされる『Eye Love You』Blu-ray&DVD-BOXには、本編映像のほかに特典映像がたっぷり収録されている。なかでも注目してもらいたいのが、50分を超えるメイキング。撮影の様子はもちろん、二階堂とチェ・ジョンヒョプの記念すべき初対面シーンから、「お洒落すぎる」と話題を集めたポスター撮影の裏側まで。最初の方はぎこちなかった2人が、だんだんと距離を縮めていく様子に癒される。

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