『ロード・オブ・ザ・リング:力の指輪』シーズン2本予告公開 冥王サウロンが再起を図る

 8月29日よりPrime Videoで配信される『ロード・オブ・ザ・リング:力の指輪』シーズン2の本予告が公開された。

 本作は、J・R・R・トールキンの『ホビット』や『ロード・オブ・ザ・リング』の遥か数千年前を舞台に、中つ国の歴史上でも伝説的な第二紀のヒーローたちを映像化するドラマシリーズ。平和な時代から物語は始まり、おなじみのキャラクターたちと新たなキャラクターたちが次第に、長い間恐れられていた中つ国の悪の再来に立ち向かっていく様子が描かれる。

 シーズン1は全世界で1億人以上が視聴し、5億時間以上ストリーミング視聴された。

 シーズン2では、ガラドリエルによって追放され、軍隊も追随者もない冥王サウロンが、自らの狡猾さを武器に力を回復し、中つ国のすべての民を自らの邪悪な意思に縛り付けることができる“力の指輪”の鋳造をもくろむ。一方で、最も愛され、傷つきやすい登場人物たちまでもが、迫りくる闇にのみ込まれ、惨禍の危機に瀕している世界で自分の居場所を見つけようと苦闘する。エルフとドワーフ、オーク族と人間、魔法使いとハーフット族の友情がこじれ、王国が分裂し始める中、善の勢力はお互いを守り続けるために、これまで以上に勇敢に戦う。

 シーズン2を率いるショーランナー兼エグゼクティブプロデューサーは、前シーズンに引き続きJ・D・ペインとパトリック・マッケイが務める。エグゼクティブプロデューサーとしてほかにも『スター・トレック BEYOND』のリンジー・ウェバー、『スター・ウォーズ/スカイウォーカーの夜明け』のカラム・グリーン、ジャスティン・ドブル、ジェイソン・ケイヒル、『ベター・コール・ソウル』のジェニファー・ハッチソン、そして共同エグゼクティブプロデューサー兼監督として前シーズンの後に『ザ・コンチネンタル:ジョン・ウィックの世界から』や『SHOGUN 将軍』の監督も務めたシャーロット・ブランドストロムも続投する。

 プロデューサーはケイト・ハゼルとヘレン・チャン、共同プロデューサーはアンドリュー・リー、マシュー・ペンリー・デイヴィーが務め、新たに監督として『ホイール・オブ・タイム』シーズン2のサナー・ハムリと『サンドマン』『ウィッチャー』のルイーズ・フーパ―が加わった。

『ロード・オブ・ザ・リング:力の指輪』シーズン2 本予告

 7月26日(現地時間)に開催されたサンディエゴ・コミコン(以下SDCC)会場では、ショーランナーのペインとマッケイ、そして10人以上のキャストがホールHのステージに登壇し、シーズン2の待望の本予告を初公開。本予告は、長い間恐れられていた伝説的なヴィランである冥王サウロンの再興に焦点を当て、長年にわたる中つ国全土に及ぶ戦いの末の平和の後に、闇と悪の復活を告げるもので、サウロンの意思で操られ、「力の指輪」がさらに作られることも描かれている。

 また映像内には、巨大な蜘蛛のようなシーロブ、塚人たちの軍勢、山トロルのダムロド、海竜、さらには樹木を守る木の牧人のようなエント族など、今シーズンに登場するクリーチャーの数々も初登場。

 SDCCのパネルにはショーランナー2人以外に、ヌーメノールの摂政女王ミーリエル役のシンシア・アダイ=ロビンソン、エルフの若き高官エルロンド役のロバート・アラマヨ、ヌーメノールの若者イシルドゥル役のマキシム・バルドリー、高名なエルフ戦士で指揮官ガラドリエル役のモーフィッド・クラーク、森のエルフとも呼ばれるシルヴァン・エルフの戦士アロンディル役のイスマエル・クルス・コルドヴァ、高名で才能溢れるエルフ鍛冶で数々の「力の指輪」を作ることになるケレブリンボール役のチャールズ・エドワーズ、ヌーメノールの摂政女王の顧問官ファラゾーン役トリステン・グラベル、オーク族の長アダル役サム・ヘイゼルダイン、イシルドゥルの妹エアリエン役エマ・ホルヴァス、癒し手の人間ブロンウィンの息子テオ役タイロー・ムハフィディン、ドワーフの親王妃ディーサ役ソフィア・ノンヴィート、ヌーメノールの船長エレンディル役のロイド・オーウェン、ハーフット族の少女ポピー役メーガン・リチャーズ、冥王サウロン役チャーリー・ヴィッカース、エルフの上級王ギル=ガラド役ベンジャミン・ウォーカー、そして恐ろしいほどの力を持つ謎の人物、よそびと役のダニエル・ウェイマンと、シーズン2のストーリー展開のカギを握る重要キャラクターを演じる俳優たち16名が集結した。

■配信情報
『ロード・オブ・ザ・リング: 力の指輪』シーズン2
Prime Videoにて、8月29日(木)独占配信開始
©Amazon MGM Studios Prime Video

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