マイケル・ジャクソン伝記映画『Michael』2025年公開へ 監督はアントワーン・フークア

 マイケル・ジャクソンの伝記映画『Michael(原題)』が2025年に公開されることが決定した。

 史上最も売れたアルバム『スリラー』を生み出し、数々の偉業とともに語り継がれる“キング・オブ・ポップ”=マイケル・ジャクソン。トニー賞を受賞した大ヒットミュージカル『MJ the Musical』は今年で3年目を迎え、ブロードウェイでもソールドアウトが続出するなか、現在北米ツアー中。イギリス・ロンドンのウェストエンドで今年3月にオープンし、今年後半にはドイツのハンブルクで、2025 年にはオーストラリアで上演される予定だ。また、シルク・ドゥ・ソレイユがプロデュースするライブステージ『MichaelJackson THE IMMORTAL World Tour』と『Michael Jackson ONE』は、それぞれ歴代ツアーショーのトップ10となり、ラスベガスのトップアトラクションとなっている。

 本作は、聡明でありながら複雑なマイケルの人物像を描く。彼の栄光と悲劇を、その人間的な側面から、公私にわたる葛藤、非難、そしてアーティストとして頂点にいた時でさえも24時間365日メディアに監視され続けたその生き様にいたるまでを映す。配給は、北米はLionsgate、その他の地域はUniversal Pictures Internationalが担当し、日本はキノフィルムズが担う。

 監督を務めたのは、『トレーニング デイ』『イコライザー』シリーズのアントワーン・フークア。国内興収135億円の大ヒットを記録した映画『ボヘミアン・ラプソディ』を手掛けたグレアム・キング/GK フィルムズが製作を務め、脚本は3度アカデミー賞ノミネートを果たしたジョン・ローガンが手がけた。

 主演を務めたのは、マイケルの実の甥であるジャファー・ジャクソン。あわせて公開されたビジュアルは『デンジャラス・ワールド・ツアー』における「マン・イン・ザ・ミラー」のパフォーマンスを再現したものとなっている。

 共演には、コールマン・ドミンゴ、ニア・ロング、マイルズ・テラー、ローラ・ハリアーらが名を連ね、9歳のジュリアーノ・クルー・ヴァルディが幼いマイケルを演じる。

 さらに、フークア監督、プロデューサーのキング、国内配給を手掛ける木下グループ代表取締役社長兼グループCEO木下直哉のコメントも到着した。

コメント

アントワーン・フークア(監督)

この映画を日本の皆さんにご覧いただける日が待ちきれません。マイケルの音楽とメッセージに対する日本の皆さんの愛は、大きく広がっていくでしょう。

グレアム・キング(プロデューサー)

日本におけるマイケルのファンの熱意は常に圧倒的で、今でも私の好きなライブのひとつは、横浜で行われた Bad World Tour です。マイケルの衝撃的なパフォーマンスと観客のエネルギーは、この映画において再現したい事のインスピレーションとなりました。キノフィルムズという素晴らしいパートナーを得て感激しています。

木下直哉(木下グループ代表取締役社長兼グループCEO)

映画『Michael(原題)』の配給に携わる事が出来、大変名誉に思います。先日、フッテージ映像を拝見し、興奮が収まりませんでした。マイケルの人気は衰えることなく、彼の人生を描いたこの作品は、日本の観客に受け入れられると確信しております。

■公開情報
『Michael(原題)』
2025年全国ロードショー
監督:アントワーン・フークア
脚本:ジョン・ローガン
製作:グレアム・キング、ジョン・ブランカ、ジョン・マクレイン
出演:ジャファー・ジャクソン、コールマン・ドミンゴ、ニア・ロング、マイルズ・テラー、ローラ・ハリアーほか
配給:キノフィルムズ
提供:木下グループ
Kevin Mazur for Lionsgate

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