劇場アニメ『ルックバック』4点の新場面写真公開 藤本タツキ「全員に感謝したいです」

藤本タツキが映画『ルックバック』にコメント

 全国公開中の劇場アニメ『ルックバック』の新場面写真と原作者・藤本タツキのコメントが公開された。

 『ルックバック』は、『ファイアパンチ』『チェンソーマン』を手がけ、2024年は劇場版アニメ『チェンソーマン レゼ篇』の公開も控える漫画家・藤本の青春作品。2021年7月にコミック配信サイト『少年ジャンプ+』にて公開され、初日で閲覧数250万以上を記録したひたむきに漫画を作り続ける藤野と京本という2人の少女の姿をみずみずしく描きながらも、やがて起きる2人の運命を分ける出来事を描き、著名なクリエイターたちをはじめ、多くの漫画ファンの注目を集めた。

 本作のアニメ化にあたり、『ヱヴァンゲリヲン新劇場版:破』、『借りぐらしのアリエッティ』、『風立ちぬ』など、数多くの劇場作品に主要スタッフとして携わってきた押山清高が監督・脚本・キャラクターデザインを担当。声優初挑戦の河合優実と吉田美月喜がW主演を務め、藤野を河合が、京本を吉田が演じている。

 公開初日から3日間の興行収入ランキングで1位を獲得し、動員13万人、興行収入2.2億円を突破するなど脅威的なスタートを切った本作。公開2週目となる週末興行ランキングでは動員・興行収入ともに1位を獲得し、動員35万人、興行収入6億円を突破、前週比105%というさらなる広がりを見せている。

 公開された4点の新場面写真では、クラスメートから絵を絶賛され、自分の画力に絶対の自信を持つ藤野が、京本の絵を見てショックを受ける場面や、画力で適わないと感じていた京本に「ずっとファンだった」と告げられ、高揚した藤野が、雨でずぶ濡れになっているにもかかわらず、描き続ける姿、部屋で描き続ける藤野が姿などが捉えられている。

原作者の藤本は、「『キャラクターに命が吹き込まれる』みたいな表現がありますが、本当にその通り、藤野と京本が生きている世界をカメラで見ている感覚でした。それくらい作画や声優さんの芝居が自然で、素晴らしいものでした。自分の作品に対してここまで真摯に作ってもらえる事が人生でもうないのではないかと思い泣いてしまいました。1つ1つ拾って褒める事ができないくらい、58分の中に多くの驚きと発見があります。たくさんの方が関わり本当に素晴らしい作品になったので、全員に感謝したいです。ありがとうございました!」と喜びを語った。

 また、本作で音楽を担当したharuka nakamuraと押山監督による舞台挨拶が、7月20日に新宿バルト9で開催されることも決定した。

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■舞台挨拶情報
実施日:7月20日(土)
実施劇場:新宿バルト9
実施時間:10:00〜の回上映後、12:15〜の回上映前
登壇(予定):押山清高監督、haruka nakamura(音楽)
チケット料金:1,700円(税込/全席指定)
チケット販売:7月13日(土)0:00より劇場 WEB サイト、劇場窓口にて販売(劇場オープンより販売開始)
オンラインチケット予約 KINEZO:https://tjoy.jp/shinjuku_wald9 

■公開情報
『ルックバック』
全国公開中
原作:藤本タツキ『ルックバック』(集英社ジャンプコミックス刊)
監督・脚本・キャラクターデザイン:押山清高
出演:河合優実、吉田美月喜
音楽:haruka nakamura 
アニメーション制作:スタジオドリアン
配給:エイベックス・ピクチャーズ
©藤本タツキ/集英社 ©2024「ルックバック」製作委員会
公式サイト:lookback-anime.com
公式X(旧Twitter):@lookback_anime

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